新生児に抱き癖ってある?降ろすと泣くのを防ぐ&疲れ軽減のコツ

新生児とお母さん育児

新生児の抱っこって、色んな悩みが付き物ですよね。ずっと抱っこしてあげなければならない、降ろしたらすぐ泣く、抱っこのし過ぎで肩や腰が痛い…。

ただでさえママは忙しいのに、更なる負担で潰れてしまいそうな方も、多いですよね。そこで、新生児の抱き癖などの悩みが解消できるポイントを、まとめてご紹介します。

スポンサーリンク

新生児に抱き癖ってあるの?

泣いている新生児

人には癖があって当たり前ですが、生まれていくらも経っていない赤ちゃんに癖なんて付くものなのでしょうか。

70年程前から浸透している抱き癖という言葉というのは、戦後のアメリカでの育児法からきています。当時の女性の社会進出による育児に対しての人手不足を補う為の言葉であり、単なる大人の都合による言葉だったそうです。

さすがに、新生児には私達大人のように癖があるとは思えませんが、下記のように個性はあります。

  • 生れつきよく泣く赤ちゃん
  • 適度に泣く程度の赤ちゃん
  • あまり泣かない赤ちゃん

では、よく義理の母親等が口にする「抱き癖が付くから、あやさないで放っておく」という事は、良い事なのでしょうか。なるべく抱っこしないように放置すると、結果的に赤ちゃんは泣かなくなります。

しかし、これは絶対してはいけない事です。はたから見て泣かなくておとなしい赤ちゃんは、「よいこでおりこうさん」と思われるかもしれませんが、赤ちゃんには下記のような心境の変化が起こったり、大人になって悪影響が出てくる可能性があります。

コミュニケーション能力の低下
赤ちゃんは泣くことでしか意思を伝えることができないので、親が放置してしまうと、赤ちゃんは「自分の意思が伝わらない」と認識し、 それが継続して続いてしまうと、意思を伝えようとする能力が低下する恐れがあるようです。
ネガティブ思考へ
泣いている時というのはネガティブな状態が続いているわけなので、毎回毎回放置し続けていると、ネガティブな感情や思考になりやすく、情緒不安定になる恐れがあるようです。

要するに、赤ちゃんが泣いているのを、毎回長時間放置し続けていると、大きくなってからの性格に何らかの影響を及ぼしかねないということです。

新生児を降ろすと泣くのを防ぐコツは?

泣いている新生児

子育てで1番困っている悩みの第1位は、寝かしつけだそうで、新生児を寝かしつけて降ろしても泣かないコツがありますので、是非試してみてはどうでしょうか。

すぐに降ろそうとしない

寝たと思っても熟睡していない可能性があるので、手がダラーンとするくらい熟睡してから降ろすことが大切です。よく寝たなって思ってから、さらに10~15分ほど待ってみるといいかもしれません。

また降ろす際に背中に手を当てた状態のままで、抱っこしてると赤ちゃんに思わせるように、覆いかぶさった状態でしばらくじっとしてから離れるといいようです。

猫背にして寝かせる

新生児の赤ちゃんの自然な体勢は、猫背の状態。その状態を作って寝かせてあげる事で、新生児の赤ちゃんはすんなり寝てくれます。新生児の赤ちゃんをまあるい姿勢にし、そっと寝かせてみましょう。

自分も一緒に横になる

抱っこで寝かせた後に、ゆっくりと座って、しばらくその状態で様子をみます。次に抱っこしたままラッコ抱きの状態になってゆっくり横におろすと起きずに、寝てくれることがあります。

また寝てる横にぬいぐるみをピッタリとくっつけて置いて、ママが横にいるかのような錯覚を作ってあげるのもいいようです。

布団や毛布などで包んで寝かせる

抱っこから布団になることで、肌への感触や温度差で目が覚めて泣くことがありますので、事前に布団や毛布などに包んだ状態で寝かせて、その状態のまま降ろしてあげると、そのままずっと寝てくれることがあります。

布団を湯たんぽなどで温めて置く

もし冬の寒い時期だった場合は、先に布団を温めておくことで、抱っこしている時と布団に降ろした時の温度差が少なくなるので、降ろしてもそのまま寝てくれることがあります。

寝かせる時間を決める

寝かせる時間や起こす時間を決めると、1日の生活の中にメリハリが付くので、新生児の赤ちゃんにも植え付ける事が出来ます。寝かせる前の2時間はしっかりと目が覚めた状態にしておくと、寝かしつけて降ろしてもそのまますっと寝てくれることがあります。

体全体をマッサージ

寝つきの悪い新生児には、マッサージをしてあげると寝付いてくれます。眉間から額の中心当たりを優しくグルグルと撫でてあげると落ち着きます。更に、足裏や足、お腹、腕、手の平、顔や頭等、優しくモミモミしてあげましょう。

新生児の抱っこで疲れるのを軽減させるコツは?

育児ママ

新生児の抱っこって、少しならいいですが長い間は物凄く疲れますよね。少しでも新生児の抱っこで疲れるのを軽くさせる為のコツを、試してみましょう。

新生児の横抱きの基本

新生児は首が据わっていないので、首をいかに支えて抱っこするのかが基本ですが、ひじの内側に赤ちゃんの頭を置いて、反対側の手で赤ちゃんの背中を支えてみましょう。一見簡単で当たり前の事に聞こえますが、このように忠実に横抱きをする事で、楽に長い時間抱っこをする事が出来ます。

新生児から使える抱っこひもを活用しよう

抱っこ紐といえば首が据わってからの赤ちゃんというイメージがありますが、新生児でも使える抱っこ紐があります。抱っこ紐を使うと体にぴったりフィットするので、ママの疲れを軽減させる事が出来ます。

新生児でも使えるスリングを活用

新生児なのにスリングなんて首が据わっていないのに恐ろしい!と思うかもしれませんが、新生児でも使えるスリングを使って、首を抑えてあげて使うと問題ありません。スリングの形状から、新生児はくるまれている感じが心地よくなるので、かなり効果的な方法と言えます。

キャリミー等、新生児でも使えるメーカーのスリングはありますので、是非活用してみましょう。

まとめ

新生児の抱っこは、経験ある人じゃないと解らない程大変なことです。

新生児もママにも快適な抱っこや、起きずに寝続けてくれる良い環境を作ってあげてください。

TOPICSウォーターサーバー導入によるママ&赤ちゃんのメリット・デメリット

関連記事元保育士ママが伝授!新生児の寝かしつけに大切なポイント

関連記事新生児への抱っこ紐って必要?いつから使える?何か影響は?

タイトルとURLをコピーしました