子供の躾(しつけ)について、親が子供を山道に置き去りにしたという事件以降、テレビなどで議論が行われています。
実際、子供のしつけについて、どのようにすればよいのかと悩まれている親御さんも多いのではないでしょうか?
そこで今回いくしぇあ運営事務局では、「子供が何か悪いことをした時のしつけで、大事だと思う事、心掛けている事」について、小学生の子供をもつ親御さんたちに独自調査を行い、答えて頂きました。

冷静にかつ簡潔にわかるように何がいけなかったか、どうして欲しいかを簡潔にその子の年齢と理解力に合わせて伝えることです。
頭で思ったことを一呼吸おいて話すことが大事です。そして子供の言い分はおかしなところがあっても、いったん全て受け止めることが必要です。
小学校低学年までは悪いことは悪いと叱ってもいいと思いますが、高学年になったら子供の言い分も聞く必要があります。

だらだらと長い時間説教するのではなく、何がいけないのかまず子ども自信に考えてもらうようにしています。
どうすればよかったのか、子供と一緒に考えるように心掛けています。

また、子どもにはその場で話すことが大切であり、時間が経ってから話しても伝わりにくいと思います。
後に引きずるのではなく、簡潔に短時間で話すことが大切だと思います。

例えばお友達をぶったとき…ぶたれたら痛いことはされてみないとわかりませんよね?なので、私は同じことを子どもにします。
そして『痛いでしょ?そうされた気分はどう?』と問いかけます。『痛かったよね。嫌な気持ちしたよね。お友達もそうなんだよ。ごめんねしようね』と、諭す感じで言って聞かすようにしています。
あとは、結果どうなるか説明することもひとつの手だと思っています。
『宿題やりたくない』そんなのしょっちゅうですが、それを放置すると癖になるような気がしました。
なので、まず『しなくてもママは困らない。でも、あなたは先生に叱られてなにかペナルティがあるんじゃないの?それでもやらないって言える?』と静かに言って聞かせながら注意します。
子どもの言い分もよくわかるので、なかなかキツい事が言えないのが現状ですが…。

子どもが自分のした事を言葉にして話す事で、悪い事をしたと感じる事ができるように心がけています。
こちらからだけ怒っても、わかっていない事もあるので、自分で悪い事がわかるようにしています。

でも旦那は冷静になんでそうしたのか、何故それがいけない事なのか説明します。
そして最後にあなたなら出来るよ、信じてるから、いつでもお父さんとお母さんはあなたの味方だよと言ってるのを聞くと、見習わなくちゃと思います。

つい大声で怒鳴ってしまうのですが、そうゆう時は子供たちは逃げることを優先的に考えているように思います。
なので本当に大事な事(危ない事や周りの迷惑になることなど)に関して怒る時は、落ち着いて座りちゃんと顔を見て丁寧に話すように心掛けています。
普段大声で怒られている時とは違い、しくしくと泣いたりしますが、疑問に思った事など聞き返してくれるのでちゃんと聞いてくれていると思います。

こちらが、一方的にしゃべって、伝えた後は子どもに、「なぜダメなのか言ってみて」と伝えます。話せる=理解できているということだと思うので。
手間ですが、親がきちんと向きあって、わかりやすいように伝える、理解してもらう、再発防止のために、親が気や目を配る、ことが大事だと思います。
小学2年生のわが子も先日、you tubeの動画を約束の一時間を越えてもやめず、ずっと見続けてましたので、叱りました。そして、もう動画は見ない約束をしました。他にも楽しいことがあるよ、と伝えたかったので、○×ゲームや、オセロ、すごろくなどの遊び方を教えました。
相手が必要な遊びですが、子どもの成長には、大事なことだと思いますので、動画やゲームから離すためには、親も努力するべきだと思います。

むやみやたらに起こってしまうことは絶対にしてはいけない。簡単そうなことですが、感情的になってしまうと話ができなくなってしまうので冷静になります。

他にもしつけとして叱りたいことは沢山ありますが、いつもガミガミ叱り過ぎると子供が慣れてしまって効果がなくなるので。ここぞというところだけ真剣に叱るように心がけています。

親がどうして怒るのか説明すると、彼らなりに理解してくれます。特に命に関わる事については、わかってもらえるまで根気よく説明するとわかってもらえます。

ですが外に出ると他人になるので、危害を加えた加えられたなどということが出てくるので、まだ小さいうちは子供の行動をよく見て、大事になる前に引き離しちゃいます。
ママ友同士噂が立つのは早いですからね。人には迷惑かけない、1人で解決しない、と教えています。
抱え込むのが親として怖いです。できればなんでも話してもらえるような子供になって欲しいものです。

最初から怒ると子供は黙り込んでしまうので、こちらも冷静に話をしなければならないと思いました。
悪い事をした時、自分がされてどう思うかを聞くようにしています。

またその場と言っても、臨機応変に対処し、他人に迷惑がかかりそうな所では、こちらの怒りを静める事が肝心。
わかっていても、冷静になれないので外では、落ち着くように努力しました。

現在は、すぐに謝るということを教え、謝らない場合は自発的に謝れるように、悪かった部分を自分で考えるように話をしています。
例えば、立場が違ったらどう思う?等そういった話をしながら、悪いことをした時はすぐに謝るという事を教えています。

以前は頭ごなしに怒ってしまっていました。そのせいか息子は、私の顔色を伺うように感じます。
これはまずいと思い、躾の祭にはまず、息子の話しをちゃんと聞く事から始めてみました。話しを遮らずに話し終えるまで、全て聞くように心掛けています。
話しを全て聞いた後で、何が悪かったのか?何が間違っているのか?どうすれば良いのかを一緒に考えるようにしています。その結果、顔色を伺う事も無くなり悪い事をした時は素直に謝るようになりました。
私の経験上、大切と思うのは子供の話しをしっかりと聞いてあげる事だと思います。子供の思いをしっかりと受け止める事だと思います。

子供が何かを行う時には、必ず子供なりの理由があるわけで、その理由が一般社会でどのように判断されるのか?責任が発生するのか?などの部分が分かっていないだけな事が多いので、学習機会として話し合いを重要としています。
ですから、子供と一対一で、叱ることを前提とせずにどうしたらよかったのか?次の時はどうするか?を話し合うのです。
この話合いが最も大切であることを家族のルールとしています。謝罪すれば許されるという流れにさせないことに気をつけていますが、それが成功しているのかは成長過程なので分かりませんが・・・。

しかし何度も言ううちに、子供がその山の前を通ると怖がり、泣き出すようになりました。実際に山に置き去りにしたわけではないのに、子供にかなり恐怖を与えてしまっていたようで‥反省しています。
しつけの時は、感情的に脅すのではなく、どうして悪いことをしたらいけないのか、なぜ注意しているのか、ちゃんと理由を説明してあげることが大事なのだと思いました。

ただ単に『やっちゃダメ』『言っちゃダメ』というような言い方だけだと、子どもは本当の意味を理解していないままなので、また似たような行動をとってしまいます。
その後で、どのようにしたら良かったのかを一緒に考えます。主に子どもに考えさせることで、理解が深まり記憶に残ると思うからです。

だらだら話すのではなく、要点をまとめて簡潔に、最後になんで怒られたのか、これからどうしたらいいかを本人に聞き、答えさせ理解させています。

時には手が出てしまうこともありだと思います。大切な事は、親がただ感情的になっていたり、イライラしていたり、それで怒られていると子供に感じさせてはいけないという事だと思います。
感情的に叱る事が多いと、子供が成長するにつれて、怒られていても、どうせ親の腹の虫の居所が悪いからだと思うようになり、素直にきかなくなることもあるので、成長するにつれて、冷静に叱ることが必要になると思います。これが大変ですけど。
あと、我が家での夫婦の決まり事ですが、2人して子供を叱らない事と、片方が叱っている時に、「そこまで怒らなくてもいいじゃない」とか、「それは違う」とか、割込まず、最後まで黙っていて、おかしいと思った時には、夫婦2人になった時に話をするという事です。叱っている最中に、どちらかが否定的な事を子供の前で言ってしまうと、自分は悪くないんじゃないか思ってしまうからです。
もちろん、厳しく叱ったあとは、フォローをしてやると、お互いの気持ちもクールダウンできていいです。

大声を出さないと分からない時には怒鳴ることもあります。でもその後で、しっかりと抱きしめて愛情を確認しています。

叱るときは私もイライラして冷静じゃない時が多いし、深呼吸してまずしっかり子供の言葉を聞いてから諭せたらいいんだろうなと思います。
高校生の子と小学校六年生の子がいますが、もう一度赤ちゃんから育て直したいと、私も一緒に成長したいと思う毎日です。現実無理ですが。
今は、なるべく私も冷静に頭を冷やしてから、どんな事でもゆっくり話しをまず子供から聞くようにしています。
ただ、人を傷つけたり、明らかにうちの子かわ悪い時には、自分が経験してきた事を話しながら理解できるまで話しをします。
子供は、自分を守る為に必ずウソをつくし、行動や言動にも意味があるんだなと少しわかるようになりました。

聞いてみると、こちらが誤解していたり、納得できることもたまにあるので、そういう時は頭ごなしに怒らないでよかったと思います。
もし理由が自分勝手なわがままだったり、やはりそれでもこれは悪いことだ、と思った時には、なぜ悪いのか子どもにわかるように理由を説明して叱ります。
その上で、相手があることなら、一緒に謝りに行ったり解決できるよう手助けするようにしています。

下の子を叩いた場合は、同じ様に(手加減して)叩き、「○○くんも叩かれたら痛いよね?自分がされて嫌な事は相手にもしちゃダメ。」と教えています。
しかし、やっぱり子供なので、次の日も同じ事を何度もしてきます。その度に注意します。わかるまで何度も何度も。いつか必ずこういう事はしちゃいけないんだ、と理解できる日がくると思うので、親はじっと見守る必要があります。
感情的な暴力は絶対にいけません。しかし、親が自分の子を想いする暴力は私はいいと思います。痛みを知らないで成長はできません。

それだけでは、言うことを聞いてくれなくなってしまい、私なりに考えたところ、なぜ自分が怒られているのか、何がいけなかったのかをちゃんと子供にわかるように話して、本人が納得しなければダメなんだなぁと思うようになりました。
それからは 、頭ごなしに怒ることはなくなってきた気がします。

時間が経ってしまうと、今したした事は悪いことだったのだという認識が薄れてしまうような気がします。
そして、叱ったあとは子供がわかってくれたら長々と引きずるような態度をとらないこと。大人になるとどうしても引きずってしまいがちですが、怒ったことよりもその後の態度の方が子供を傷つけてしまうことが多いと思うからです。

なにか悪い事をしたら、なるべくその場で怒るようにしています。しかし、友達や兄弟の前では言わないようにしています。子どもにもプライドがあり、怒られている姿は見られたくないようです。
あとは、その場で怒りあとにひかない事です。少したつと、子どもも気持ちを切り替えて普段通りです。
なにより大切だと思うのは、普段からコミュニケーションをたくさんとっておくことです。
如何だったでしょうか。
子供のしつけの事で悩まれている方は、ぜひ参考にして頂ければと思います。
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