そろばんによる効果とは?いつから始めるのが最適?選び方は?

そろばんをする女の子育児

子供の読み書きが出来るような年齢になると、どんな習い事をさせようか悩む人も多いですね。

小学校に入ると、周りの子が各々の習い事をしているので、「自分も!」と子供も習い事に興味を持つものでしょう。

それぞれの個性からやりたいことをやるのが一番良いですが、親としては将来性のある習い事をさせたいですよね。

中には、学校の勉強に加えて公文で子供の学力に磨きをかけようとしている親が多いものです。

そして、同時に人気があるのがそろばんで、出来るだけ小さなうちから勉強させておくべきだという人も多いです。

「そろばんがいい」という人もいれば、「そろばんは意味がない」という人もいますが、そもそもそろばんは効果がある習い事なのでしょうか。

ここではそろばんを習うことで期待できる効果や、効果的なそろばんの初め時などを調べてみました。

また、習い始めれば必須アイテムになる、初めての子供向けのそろばんの選び方についても見てみましょう。

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子供がそろばんを習うことで期待できる一生の能力

男の子

集中力

そろばんをはじめることで、集中力が養われます。パズルを解いているようなゲーム感覚で進められるので、知らず知らずのうちに楽しさに気がつくことができます。

楽しいと思ったことは、何十分でも机に向かって集中し、考えることが苦ではなくなるでしょう。

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計算力

そろばんをはじめることで、頭の中のそろばんが形成されるようになります。どんな数字を聞いても、頭の中でそろばんがはじき出されて、さくさくと計算をすることが出来るでしょう。

基礎的な計算がしっかりと出来るようになれば、算数の複雑な計算式にも、難なく挑戦できるようになります。

記憶力

そろばんの計算は、目を使った計算になります。つまり、視覚で計算を行っているので右脳を効果的に使いながら計算を行います。

ビジュアルを記憶し、計算の処理をする作業は右脳を鍛えて記憶力を高めることが出来るでしょう。

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競争力

そろばんでの計算は、仲間と切磋琢磨しながら、互いに刺激をしあう勉強方法です。人よりも早く確実に計算するという目標を持つことで、次第に競争力が身に付きます。

競争するという気持ちは、毎回のそろばんで次第に生まれるものです。教室だけではなく、競技大会ともなれば、それぞれの能力が見られる場です。

自然な競争力が生まれるので、目標を立てる力がつき、将来に役立てることが出来るでしょう。

そろばんを始める年齢とメリットや注意点

黒板

そろばんを始めるには、いつが100%いいという決まりはありません。早く始めれば始めるだけ伸びる子もいれば、早すぎると嫌悪感を大きくしてしまうこともあります。

子供の個人差もあるので一概には言えませんので、親御さんが個性を見ながら始め時を考えるべきでしょう。

未就学児

数字に興味を持つような子であれば、未就学児にそろばんを与えてみるといいでしょう。そろばんを魅せたときに、おもちゃ半分でも興味を示すのであれば、触らせるだけでも楽しめるはずです。

「1、2、3、4、5」と数字を教えるのに、そろばんを使ってみるのもいい方法です。まずは自宅で簡単なことを教えて、少しずつ計算を始めてみると良いでしょう。

未就学児は、まだまだ数えられる数字が限られています。同時に、一度教えたことをすぐに忘れているようで、視覚的な捕らえ方で数字を理解できる子が多いです。

まずは、絵本などを使って物の個数を数えるのに使うなどして、楽しみながら始めるのがポイントです。

小学校低学年

多くの人が推薦するのが、小学校低学年からとしています。学校でも算数を教えていく時期なので、子供がずいぶん数字に関する知識をつけてきます。

小学校低学年であれば、そろばんの教室に通わせて先生に教えてもらうのが良いでしょう。

親以外の大人や周りの生徒とのコミュニケーションも取れ、そろばん以外にも教室で多くのメリットを得てくるはずです。

ただし、子供は遊びも大切なので、そろばんが義務となり負担になってしまわないようにしましょう。

小学校高学年

小学校低学年がそろばんを始める適齢期という人が多いですが、高学年でも遅いことはありません。

何でも興味を持ったときが始め時で、伸びるときだといわれています。習い始めるのに遅いということはないので、やりたいというのであれば習わせてあげましょう。

一度始めれば伸びが早いのが高学年の特権です。ある程度の計算の仕方も勉強で習ってきているので、やる気次第ではどんどんと周りの子供に追いついていけます

家でも、教室でも、しっかりと取り組ませてあげると良いでしょう。

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初めての子供にお勧めのそろばんと選び方

考えているお母さん

そろばんを習い始めるのであれば、そろばんの購入は必須ですね。子供にあったそろばんを買ってあげたいですが、どれが良いのか良く分からないという親御さんが多いはずです。

初めが肝心

初めての子供は、初めてだから適当で良いというわけではないです。何に対してもいえることですが、最初に使ったものの使い勝手で今後が左右されます。

使いやすい、個人にあっているのであれば、そろばんを楽しいと思えるようになるでしょう。

そろばんの値段の違い

そろばんは、数千円で帰るものからうん万円する高級品までピンきりです。値段を見て、高くなればなるだけ上達するかというとそうではないのが難しいところでしょう。

そろばんの値段の違いは、玉の種類、枠の素材や職人次第で大きく変わります。どれだけの加工を加えているのか、手に入りやすい素材なのか、手作りなのかにより質が違います。

またワンタッチで一気に珠が弾けるそろばんがあり、価格は少し高くなりますが、長く続けていくつもりであれば、検定の時は1秒でも勿体無いので、こういったワンタッチ式のそろばんは役立ちます

桁の長さ

そろばんを購入する上で大切なのは、桁の長さについてです。一般的には、27桁と23桁のそろばんが売られていますが、最初に子供に与えるのであれば、23桁のそろばんで十分といえるでしょう。

対外の複雑な掛け算や割り算でも十分に足りるので、少なくとも小学生のうちは23桁で困ることはありません。また、持ち運びに便利な15桁~17桁でも問題はないでしょう。

そろばん塾で購入する

そろばん塾に通わすつもりであれば、先生にどういったそろばんが良いのか聞いた上で決めるのが一番無難です。

そろばん塾で購入した場合、修理をしてもらえる塾もありますので、そのあたりも確認しておきましょう。ただし通販などで購入するよりも多少割高感はあります。

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まとめ

子供によっては、公文がぴったりということもあれば、そろばんで大きな価値を得られるということもあります。

何がいいのかは、その子供の個性を見ながら、興味を持つことをやらせてあげるのが一番ではないでしょうか。

また、何事も学ぶのに遅いということはありません。小学校低学年のうちにそろばんを嫌がったからといって、高学年に入って始めてはならないというわけはないです。

これから始めるのであれば、子供が欲しいと思うそろばんを購入してあげてやる気を引き立たせるのも成功させる秘訣です。

長い目で見て長持ちするものを選ぶのも良いですが、実用性を考えて子供にも親にも負担にならないそろばんを見つけましょう。

そろばんは楽しみながらやれば、やるほどに上達する習い事です。興味を持つときに、熱心に習い始めれば年齢に関係なく上達するでしょう。

やる気のあるときに始めるのが、時間を費やす子供にとっても、お金を支払う親御さんにとってもメリットといえるはずです。

→ 幼児のうちから色々な経験をさせてあげたいとお考えの親御さんへ

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