環境に優しい、適度な運動になる、渋滞に巻き込まれない、など自転車通勤のメリットは沢山あります。
しかし、日差しの強い季節になると、自転車通勤している女性にとっては、紫外線の影響が気になるところ。
学生時代のように肌が黒くなるのは嫌だし、光老化という言葉もあるくらいなので、日焼け対策はしっかり行いたいですね。
そこで今回は、自転車通勤の際の日焼け対策や、対策グッズを体の部位別に紹介していきます。
対策グッズについては、日焼けはしたくないけれどおしゃれを楽しみたい女性にピッタリなものを取り上げていきます。
自転車通勤の日焼け対策
日焼け止めの選び方
自転車通勤では、SPF35以上、PA+++以上の日焼け止めを選ぶようにしましょう。
首やデコルテ、足首や足の甲なども忘れずに塗ってください。帰宅する際には日焼け止めを塗り直すことも大切です。
日焼け止めの塗り直しが面倒な方は、飲む日焼け止めという内側からの紫外線対策ができる商品も、最近は雑誌などでよく取り上げられていて人気です。
→ 飲む日焼け止めサプリを選ぶ際に確認するべきポイント&徹底比較
日焼けしにくい肌をつくる
肌が乾燥していると、バリア機能が上手く働かず、日焼けしやすくなっています。
夏は肌の乾燥をあまり気にしない人が多いかもしれませんが、実は日差しが強く暑い日には、汗をかくので肌の水分も不足しがちなのです。
水分補給をしっかり行うことや、顔だけでなく首や手足にも化粧水などで保湿することを心がけてください。
通勤ルートを変えてみる
最短ルートで通勤している人が多いでしょうが、少しくらい遠回りになっても、日陰の多いルートを選びましょう。
行きと帰りとで、太陽の向きを考えて、ルートを変えるのもおすすめです。
おすすめ日焼け対策グッズ
少しの時間なので日焼け止めを塗るのも面倒だと言う人は、肌の露出を控えるように心がけると良いでしょう。ただし、肌を覆うことばかりに気を取られては、おしゃれも台無しです。
最近では、日焼け対策ができるアイテムも、おしゃれなものが増えています。上手く取り入れて、おしゃれで快適に日焼け止め対策ができるといいですね。
次に、覆いたい体の部位別におすすめのアイテムを紹介していきましょう。
顔~首を覆うアイテム
帽子
帽子はUV対策の定番ですが、全身コーデの中でも特に目につくアイテムなので、おしゃれなものを選びたいですね。
例えば、普段ボーイッシュでシンプルな恰好をしている人が、フリフリレースの可愛い帽子を身につけると、全身のファッションバランスが悪くなってしまいます。
自分のファッションに合うお気に入りの帽子を見つけましょう。
出典:amazon.co.jp
ガーリーなファッションが好きな人におすすめの、ドット柄帽子。
ツバが大きめだと首まで覆うことができるし、小顔に見える効果も期待できます。あご紐が付いているので、風にも飛ばされません。
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ボーイッシュなファッションが好きで、キャップ型の帽子を探している人におすすめ。
キャップ型なのにツバが広くなっていて、紫外線対策もバッチリです。クシュクシュとなったタックのデザインもおしゃれですね。
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デザインは気に入ったけど、あご紐が付いていない帽子は自転車に乗る時はかぶれない、と思ってあきらめた人に朗報です!
クリップで帽子のツバと衣類を留めることができる帽子キーパーというものが、あご紐の替わりをしてくれます。ネックレスのように見えるので、首元のおしゃれに利用してみてはどうでしょうか。
サンバイザー
帽子と目的は同じですが、髪型が崩れないので、髪の毛をアップにするなどまとめている人にはサンバイザーが最適です。
ただし、頭皮が紫外線の影響を受けることもあるので、気になるようならサンバイザーよりも帽子の方をおすすめします。
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抗菌、消臭効果もあるので、汗をかいても安心です。いろいろなデザインが全7種類あるので、お気に入りが見つかるはず。
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大きめリボンが目立って、おしゃれ感抜群のサンバイザー。
ツバの裏側が白色になっていて、顔色を明るく見せてくれます。あご紐も付いているので、強風の日でも安心ですね。
サングラス
紫外線対策は肌だけに注目しがちですが、目の対策も忘れずに行いましょう。
サングラスの側面から紫外線が侵入しないように、顔にフィットしたものを選ぶと良いです。
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サングラスに鼻パッドが付いていると、それによる化粧崩れが気になりますが、これは鼻パッドなしで女性に優しいです。
紫外線だけでなくブルーライトもカットしてくれるので、仕事でパソコンを使用する人に最適です。
ストール
顔の頬よりも、デコルテから首にかけての部分の方が、紫外線を浴びやすいと言われています。
顔が白くて首だけが真っ黒というわけにはいかないので、ストールを使って首の紫外線対策も忘れずに行いましょう。
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天然繊維で肌触りも良く、UVカット加工が施されているのに、手洗い可能です。
花柄がおしゃれで色違いもあるので、好みのものを選んでください。幅が狭いので、ぐるぐる巻きにしても暑苦しくありません。
首に巻くだけでなく、スナップを留めると袖が作れるので、上半身をすっぽり覆うことができます。
控えめなレースなので、シンプルスタイルが好きな人にもおすすめ。UVカット加工だけでなく、撥水加工もしてあるので、急な雨にも慌てません。
紫外線を効果的に避けるストールの巻き方は次のとおりです。
- ストールを、片側を短めにして首にかける。
- 長く残した側を、1周首にかける。
- さらに長く残した側の余った部分を広げ、首の前に垂らしてもう1周巻く。
- ストールの両端を、首の横側に入れこんで留める。
フェイスマスク
顔から首にかけて覆うフェイスマスクは、日焼け対策効果はあっても、おしゃれ的には縁遠い気がしますよね。
でも最近では明るいデザインのものも沢山あるので、通勤中だけでも身につけてみてはどうでしょうか。
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上下二部式の構造なので、着けたまま飲み物が飲めるし、吐いた息が下に抜けるのでメガネやサングラスもくもりません。
そのまま洗濯機で丸洗いできるので、清潔に保つことができます。
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UVカット加工が施されている生地ではなく、繊維自体にUVカット効果があるので、洗濯などによる効果の脱落はありません。
上品でおしゃれなデザインなので、フェイスマスクをするのに抵抗がある人でも身につけてみようと思える商品です。
腕~手を覆うアイテム
長袖を着ていても、自転車に乗った姿勢では、腕や手が露出してしまいます。そんな時のお助けアイテムを次に紹介しましょう。
アームカバー
半袖を着ている時や、袖口から見える手首を覆いたい時は、アームカバーが重宝します。
よく似ているものでアームウォーマーがありますが、腕をあたためる目的のもので、UVカット効果はないものが多いので、間違えないようにしましょう。
ショート丈とロング丈があるので、用途に合わせて選べます。
シンプルなデザインなので服にも合わせやすく、アームカバーには珍しい指きりタイプなので、スマホの操作もしやすいです。
重ね着風に見えて、アームカバーっぽくないのが魅力です。
デザイン展開も豊富で、ファッションの幅も広がり、他の人と差をつけたい人におすすめです。
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高校生の時に、ルーズソックスを留めるのに使ったことのある女性も多いのではないでしょうか。
アームカバーは自転車に乗っているといつの間にかズレ落ちることもあるので、ソックタッチで留めておくと安心です。
手袋
UVカットの手袋だと、日焼け止めを塗り忘れ易い指先まで覆うので、安心です。最近では履いたままスマホが使えるタイプが人気です。
親指と人差し指の部分はスマホ対応で、レース、リボン、ベルトタイプなどデザインも豊富です。
手のひら全体に滑り止めも付いているので、自転車に乗るのにも安全です。
ハンドルカバー
急いでいるときに、アームカバーも手袋も忘れてしまう人もいます。でも、ハンドルカバーなら、自転車に付けたままにできるので、しっかりと日焼け対策ができます。
内側のボアは取り外し可能で、冬はあたたかく、夏は取り外して使えます。
柄の種類も豊富で、シンプルな自転車も着飾れて気分も上がりますね。透明窓が付いているので、電気自転車の操作もできます。
足を覆うアイテム
いくら美肌のためとはいえ、毎朝足にまで日焼け止めを塗るのは大変です。そこで、パンツスタイルの人もスカートの人も使ってほしい、足の日焼け対策アイテムをみていきましょう。
ストッキング
夏はおしゃれなサンダルで通勤したいと考えている人は、UVカット効果のあるストッキングを合わせてみてはどうでしょうか。
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カラーが豊富なので、服に合わせて色違いを揃えておくと良いですね。ウエスト幅広ゴムで、穿いていてもストレスを感じません。
レギンス
今流行りのガウチョパンツだと、自転車に乗った時に足首が丸出しになってしまいます。
ガウチョパンツにレギンスを重ね履きするとおしゃれですし、紫外線対策もできます。
UVカット効果のある夏用のレギンス。ストレッチ素材で履き心地も良く、消臭抗菌効果もあるので、汗をかいても安心です。
靴下
パンツスタイルの多い人でも、足の甲は日焼けに弱いと言われているので、UVカット効果のある靴下を履くようにしましょう。
足首までの丈なので、自転車に乗ってズボンの裾から見える足首もしっかり日焼け対策できます。5色あるので、服の色に合わせて選べます。
足首にゴム跡が付かないので、通勤中だけ履くのもおすすめです。
化学処理をせずにUVカット効果を施していて、オーガニックコットン素材なので肌にやさしく安心です。
まとめ
数十分の距離だし、見た目が良くないからと、衣類などで覆う紫外線対策を怠ってしまう人もいます。
しかし、紫外線対策は毎日の積み重ねが大切です。美肌は一日にして成らずなので、しっかりと紫外線対策を行いましょう。
上記のようなアイテムをいつものコーデに上手く取り入れて、紫外線対策をしながらおしゃれを楽しめると良いですね。