ストローマグは必要なの?いつから始めればいい?練習方法は?

ストローマグを使う赤ちゃん育児

ストローマグ。離乳食が始ると、気になるアイテムのひとつですね。

でも、自分が小さかったころにはなかったし、絶対に必要なものなのかしら?使うとどんなメリットがあるの?メンドくさいこととかないのかしら?と、疑問がいろいろわいてくるかもしれません。

そんな疑問の解消と、赤ちゃんが上手に使えるようになるための練習の工夫を紹介します。

スポンサーリンク

ストローマグは必要?

女性

生まれて六ヶ月も過ぎると、おでかけの機会もだんだん増えてきますね。そんな時に、あったら助かるお役立ちグッズが「ストローマグ」です。

おすわりができるなら、抱っこしていなくても赤ちゃんが自分でマグをもって飲めるから、どこでも水分補給をすることができます。母乳をあげるときのように、人目を気にして授乳スペースを探さなくても大丈夫なので、ラクチンです。

哺乳瓶よりもマグの口(開口部)は大きいので、カップのお手入れも楽。ただしストロー部分の衛生管理は充分に気をつけてあげたいところです。丁寧に洗浄してください。

ストローで飲むことができれば、赤ちゃん用のパック飲料を利用することもできるので、とくに外出時には助かりますね。

ストローマグっていつから始めればいいの?

お母さんと赤ちゃん

ストローマグを使うには幾つかの条件が必要です。

  • 赤ちゃんがおすわりができること
  • マグをもつことができる
  • ストローで飲み物を吸うこと

この三つが必要なので、まず体勢の維持、おすわりが安定していることがチャレンジ開始の目安です。個人差がありますが、生後六ヶ月くらいから始めてみるママが多いようです。

おすわりが安定してきて、ものを握る力がしっかりしているようなら、ストローマグデビュー!してみてはいかがでしょうか。

ストローマグの練習方法は?

ストローマグを使う赤ちゃん

まず「ストロー」が何なのか?赤ちゃんが理解する必要があります。「ストロー」が「吸うと飲める」道具だと知るために段階を踏んで練習してみましょう。

赤ちゃんに生まれながらにそなわっている吸啜反射が残っていると、わかってもらいやすい方法がこちら。ストローをスポイトのように使って「吸うと飲める」を体験してもらいます。

「吸うと飲める」を体験

1.ストローを飲み物にさして、少し入ったら親指で片方の穴(ストローの頭)を押さえます。

2.ストローの中には飲み物が入っています。

3.赤ちゃんの口にそのままストローを入れます。

4.赤ちゃんがストローをくわえて吸う力を感じるまで、親指は離しません。

5.少しでも吸う力を感じたら、親指を離して飲ませてください。

吸啜反射が残っているほうがすんなりいくかもしれません。これを何度か繰り返すうちに、ストローの感触に慣れ、またそれで飲み物が飲めることがわかってきます。

ストローに慣れたら次へステップアップしましょう。

ストローがわかったら、マグとストローをセットにして練習してみましょう。下向きで吸い上げて飲む、ということが初めてなのでゆっくり進めてください。

赤ちゃん用のパック飲料を使うと「下向きで吸い上げて飲む」ことがわかりやすいようです。パックを軽く押して、ストローの中に飲み物が入り、吸い上げやすいようにサポートしてください。

また、吸う力が弱いので、なるべくストローは短いほうが早く口に飲み物が入って、赤ちゃんにとっては要領がつかみやすいです。

赤ちゃんのペースを尊重しましょう。

あれば便利なお役立ちグッズとはいえ、練習に追われるようでは疲れてしまうので、自分なりのルールをつくって「ほどほど」で続けましょう。

例えば離乳食の時に2~3回チャレンジしてみて、嫌がるようならそこまでにするなどです。楽しければ自発的に求めてくるようになります。

マグをもてたら褒める、吸えたら褒める、吸い込む力が強すぎて口からこぼしてしまったとしても「頑張ったね~!」と褒めてあげてください。

赤ちゃんにしてみれば、急に飲み物が入ってきて驚いたり、一気に吸いすぎて咳き込んだりとハードルを感じるチャレンジかもしれません。また歯がはえ始めで、むずがゆさからストローを噛んでばかりのときもあるかもしれません。

もどかしくても赤ちゃんは毎日体験を重ねて変化していっています。やさしい気持ちで見守っていきましょう。

まとめ

赤ちゃんにとってストローマグは、生まれて初めての「道具」かもしれません。それを使って、気持ちの満足以外の目的のために役立てる、という道具です。

おもちゃとは違う関わりかたで、始めは何がなにやら・・・クエスチョンマークがいっぱいだった子が、体験を積み重ねていくことで、やがて使いこなしていく過程を観られることは、子育ての楽しみだと思います。

じきにスプーンなどカトラリー類をつかって自分で食べる、飲むということを始めますが、まずはストローマグを使って自分で飲む、飲めることが楽しく充実した気持ちになれるようにサポートしましょう。あせったり、慌てたりする必要はありません。

ストローマグのチャレンジ開始の目安は、おすわりが安定していることと物をしっかり握れるようになっていることで、月齢では六ヶ月ぐらいですが、体の状態を目安の優先にしたほうが安全です。

素材が熱湯での消毒に耐えるものかどうかを確認することと、らくに分解して洗えるかどうかも要チェックです。使いかたの練習は、ストローがなんであるかを知り、感触に慣れるところからスタートです。赤ちゃんのペースに少しだけ手を添えて、サポートするつもりで取り組んでください。

ステップ・バイ・ステップ。三歩進んで二歩下がっても、いずれ楽しい思い出になります。気楽に過ごしましょう。

TOPICS赤ちゃんに水道水でミルクや離乳食作りをすることによる影響と対策

関連記事ストローマグの種類は?選び方のポイントやおすすめ商品

関連記事ストローマグの洗い方&頻度は?消毒はした方がいい?

タイトルとURLをコピーしました