小学校のママ友って必要?トラブルから学ぶ上手な付き合い方

ママ友ライフスタイル

子供が小学校にあがった途端に、悩み始めるのがママ友の事。

噂に寄ると、ママ友の付き合いってトラブルも多そうだし、反対に居なくても全然平気と云う人もたくさんいるみたい。ママ友が出来ないと、何か子供に悪い影響が出てしまいそうで怖い。人づきあいも得意な方ではないし、どうしたらいいの?

こういった不安が小学1年生のママ達にとても多くみられます。

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小学校のママ友って必要なの?

お母さん

小学校のママ友がいない事で、どうして悩むのかを考えてみると、やはり子供への影響が出るのではないか?という不安からではないでしょうか。

そうでなければ、大人になったママ達が今さら友達を作るべきかどうかなんて考える必要は全くありません。

もうひとつは、ママ友が1人や2人ではなくグループで行動している時に、いったい何をしているの?そこが気になりますよね。参加しない事で自分や自分の子供が何か出遅れているのではないかという不安も出てきます。

ママ友は必要、または不必要だと云う方達の意見は本当に真っ二つに分かれていますので、その2つを比較して焦らずに考えてみると良い答えが見つかるかもしれません。

小学校のママ友が必要だと思う人の意見とメリット

  • 1.習い事などの情報が入る。
  • 2.子供の普段の様子が解る。(いじめっこ、いじめられっこ気質なども)
  • 3.各行事で孤立しないですむ。
  • 4.子供のことを話せる相手が出来て嬉しい。

小学校のママ友が不必要だと思う人の意見とデメリット

  • 5.お金がかかる。
  • 6.人間関係がわずらわしい。
  • 7.子供と関係ない話しが多い。(悪口と噂話が大好き)
  • 8.面倒なことを押し付けられる。

こうしてみると、大きなメリットが無いようにも感じますが、存外そうでもないようです。

1の習い事などの情報が入るという点では、ネットに載っていないような、ちょっとしたプレミアム的な情報が得られるようです。

プレミアムな情報って何?

例えば、近所の方が個人でお琴を教えているという情報や、習い事ではなくても、スラックライン(綱渡りを手軽に楽しむスポーツ)をやっている公園や日程などの情報です。

ママ友ネットワーク

教えて下さる方が年配の方の場合などは、ネットに掲載されていない事も多々ありますし、スラックラインなど個々で楽しんでいるサークルの情報を得たい場合などは、ママ友情報は頼もしいネットワークです。

また、子供の習い事だけではなく、ママが楽しめるお菓子やパン作りをしているサロンや教室の情報も入って来ます。

幼稚園や保育園時代、子供にかかりっきりだった時間が減って、少し自分の時間を持ちたいと思っているママには嬉しい情報源かも知れませんね。

行事での孤立は意外にも…

小学校ではバザーなど細かい行事、運動会や発表会などの大きな催事が季節ごとに割と頻繁に行われます。

数時間ではあるものの、ひとりでポツンとしている時間を苦痛と感じているママは意外に多く存在します。

知っている方が居るだけで、安心する場面も多くみられますが、これはネット上でよく争いを起している場面でもありますね。

『ひとりでトイレに行けなかった人たちが大人になるとこうなるんだ!!』と強く叩かれているのを頻繁に目にしますが、個人的な意見を言わせて頂くと、ひとりでトイレに行けなくても何も問題ではない、と思います。

苦痛を感じながら緊張しっ放しでいるよりも、ママ友と少しお喋りしながら子どもの様子を見る方が楽しそうですね。

さて、デメリットですが、こちらの方が大きな問題をもたらしていそうです。

ママ友付き合いはお金がかかる?

お金

日々、小言を言って節約した電気代も1回のランチで消えていきます。

ママ友付き合いは見栄の張り合いだと云う声も多く上がっていますが、誰かと会うのですから、見栄を張らないまでも、髪の毛や服装にも気を遣うことになるでしょう。

美容室に行くスパンが少し短くなったり、普段は我慢している洋服代にお金をかける事になるかも知れません。お茶代もバカになりませんし、本来であれば、その分子供にかけたい大切なお金ですから、なるべくならお金を使ってのお付き合いは避けたいところ。

ママ友によっては同じ考えを持っている方も居るでしょうが、特にグループ化しているママ友付き合いでは、一銭もお金を払わずにお付き合いをするのは、まず不可能です。出したお金の分の重大な情報が入っているのか?自分の有意義な時間となっているのか?そこを考えた方が良さそうですね。

ママ友最大のデメリット

これは、言うまでもなく6の人間関係がわずらわしい、に尽きます。部活や職場でもないのに、誰かに自由を奪われてしまったり、あるいは誰かに媚びなければならない場面もありますし、大人のイジメや、悪口、噂話にウンザリするという声はかなり大きく上がっています。

何か同じ目的で集まっているのであれば、まだ我慢のしようもあるのでしょうが、いざ扉を開いてみると子供の事はそっちのけで、先生の悪口に始まり、慣れてくるにつれ段々と居ないママ友の悪口や、家庭内の事まで公表されてしまう、なんてケースも多くあるようです。

ママ友には必ずボスキャラ出現!?

ボス

必ずではありませんが、ママ友グループの人数が大きくなるほどボスキャラ出現の確率は高くなります。ボスキャラは、良く言えば「世話を焼くのが好きなまとめ役」の方に多く、悪く言うと「お節介に加えてやたらと仕切りたがる人、威張りたがりの人」が多いようです。

ボスキャラの言うことを聞かない、あるいはボスキャラが嫌っている歩兵キャラの方は、皆の前で恥をかくような事を言われたり、ようするに虐められる事があります。

全てのボスキャラがそうではありませんが、集団になるとイザコザが起きてしまうのはママ友に限ったことではありません。

小学校のママ友との付き合いでよくあるトラブルは?

喧嘩中のママ友

大小様々ですが、頻繁に起きているのはやはり人間関係のトラブルで、陰口の言い合い、噂を流すなどの嫌がらせなどですが、この様なトラブルが頻繁に起きてしまうのは、小学校のママ友の付き合いが希薄なものだからだと考えられます。

会社やパート先でもこういったトラブルは良く耳にしますが、小学校のママ友ですから勤め先よりも短いスパンで付き合いが終わるので、特に学年の境目や進級して別のクラスになった途端、悪口の言いたい放題になってしまうケースが多いようです。

日頃思っていた不満の数々を学年の境目でぶちかます、ということでしょうか。

小さいようで大きなママ友とのトラブル

また、控えめな人、大人しい人は小さな金銭トラブルに巻き込まれることもあります。

ランチやお茶会で「小銭足りなくて、100円貸してくれる?」が永遠に戻ってこないパターンで、同じ人ばかりが狙われるケースも多いです。積もり積もったとしても2、3千円程度の額でしょうが、おサイフの負担の上に心の負担がかなり大きくのしかかってきます。

家庭内の事は必ず漏れる

噂話が大好きな女性の集まりですから、もしも誰か特定の人に家庭内のことを話したつもりでも、確実にグループ内には漏れています。

ママ友を信用してつい口にした、ご主人の勤め先、家を買う、新築する、嫁姑問題などは、女性が特に好む話題なので、たちまちの内に全員周知の事となってしまいますし、使っている化粧品やお鍋の銘柄から、どれくらいの暮らしをしているのかまで予想を立てられ、憶測で噂を流されてしまった、という話を学生時代の友人から聞いたことがあります。

人を信用しないでお付き合いするのは悲しいことですが、漏らされたくない情報はトラブルの原因にもなり兼ねませんので、家庭内の事は言わないでおくのが得策と言えます。

ママ友が好む悪口の標的

噂話や悪口を好んで言う人が苦手としている相手は、逆に噂話や悪口を言わない人です。

一緒になって噂話や悪口を言わない人は、居ない所で「良い人ぶってるよね~。」と格好の餌食になっています。ようするに、同じ行動、同じ言動をしない人が怖いので、徒党を組んでその人の悪口を言う行為で仲間意識を高め、安心するという傾向があります。

しかし、これらのトラブルに子供達が巻き込まれているケースはあまり無いようです。子供の前では皆、誰とでも仲良く出来る良いママを演じたいからでしょうね。子供にはしっかり、「人の悪口を言ってはダメよ。」と教えています。

小学校のママ友との上手な付き合い方は?

ママ友と会話

付かず離れず、一定の距離を持って付き合うのが1番負担が少ない上手な付き合い方と言えます。

特に、人づきあいが苦手と云う方は無理なお付き合いでストレスを感じる結果になる事が多くありますので、頑張らず、肩に力を入れ過ぎず、自分のスタンスを保つのも重要です。

  • 深入りしない。
  • 家庭内の事を話さない。
  • 挨拶とある程度の会話が出来る距離を保つ。
  • 大人数のグループはなるべく避ける。
  • 誰にでも平等に挨拶をする。
  • 価値観が似た人を見つける。

いつまでママ友とお付き合いするの?

ママ友と言っても、そこから長いお付き合いが出来るような、本当の意味での友達に発展する場合もありますが、大抵は小学校の低学年、遅くとも中学年辺りでママ友とべったりすることはなくなります。

子供が大きくなるにつれ子供達も独自の友達関係を築いていくので、ママ友の付き合いが要らなくなったり、ママも成長していきますので小学校生活に自信がついていくからです。

高学年ともなると、真剣に大きな悩みを抱えることも多くなり、噂話や悪口で終始するような付き合いが本当に必要なのか、どういう人とお付き合いをするべきなのか、自然と解ってくる時期に入ります。

ママ友との上手な付き合い方とは?

小学校低学年の内は上辺だけの付き合いが1番!と云うのではなく、程よい距離感を持ってお互い多少の助け合いが出来る程度の仲で居る、というのが大切な事だと思います。言いたくないことは言わず、行きたくない所へは行かない、というしっかりとした信念を貫くことも大切です。

誰かに時間や自由を奪われ、家庭内の問題に踏み入られては、良いお付き合いとは言えません。

小さな頃からこれまでの間、何となく友人が出来てきたように、小学校のママ友時代においても、もしも縁があるならば自然と気の合う人から声を掛けられたり、何となく良い関係が生まれます。

ママ友とトラブルを避けるためのちょっとしたコツ

大人として最低限のルールを守り、黙礼ではなく声に出して(声を出して良い場所に限りますが)挨拶をきちんとしておく事や、黙って立っている時でもなるべく口角を上げてにこやかにしている事なども、相手の緊張がほぐれるのでお互い嫌な気持ちにはならないものです。

時には挨拶ひとつ、暗い顔をしていただけで「私、あの人に嫌われてる?なんかあの人感じ悪いよね。」と誤解を受けちょっとしたトラブルにも発展しかねません。

無理に始終ニコニコしている必要はありませんが、口角上げはなかなか良い成果が得られますよ。

こどもの行動を知っておく事はトラブル回避に繋がります

また、子供が知らない間にどこかのお宅にお邪魔している、と言う事も多々あります。知らないでいてお礼をしないままになっている事もあるので、結果、失礼な事をしていても自分は気付いていない訳ですから、理由も解らないまま「非常識な親」と見られていることもあるのです。

子供の行動は、日々の会話の中できちんと「今日はどこで遊んだの?誰と遊んだの?」としっかり聞いておく必要があります。

ママ友付き合いに無頓着だった私でさえ、しょっちゅう遊びに来ていたり、酷い時は、家でお泊り会をした時ですらお子さんの家から何の連絡もなかった時は、さすがにカチンと来ました。

子供がどこかの家で遊んだ時は、わざわざ電話をかける必要もありませんが、どこかで会った時などは「いつも家の子がお邪魔してスミマセン。」程度のお礼は大切な事で、するとしないで印象は大違いです。

子供同士で家の行き来を頻繁にしている場合などは、誰かのお宅に集中して行かせない事や、自宅で遊ばせることも大切です。

事情が有って、自宅で遊ばせてあげられない時や、決まった家でばかり遊んでいる場合は、ちょっとした物(クッキーやジュース程度の)心付けが必要な場合もありますが、やり過ぎも「物さえ持って来ればいいってもんじゃない」という批判にもつながり兼ねませんので、何事もやり過ぎないよう気を付ける事です。

まとめ

いくら子供のためとは思っても、大人になってから友達を作るのは、人見知りをする人しない人に限らずなかなか大変なことです。

小学校でママ友を作るのは、メリット、デメリット両方伴っているようですが、自分に無理があってはあまり意味のあるお付き合いとは言えません。特にお付き合いを得意としない方には苦痛なことの方が多いかもしれませんね。

子供への影響はないようですし、少しだけ参加してみてから今後のことを考える、という手もあります。

因みに、ママ友に必要性を感じずに、途中でお付き合いを止めた方も多く存在しています。焦らずに、自分に合った選択をして、心穏やかに子供の成長を見て行けたら良いですね。

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