赤ちゃん向けウォーターサーバー選びで大切な3つのポイントと注意点

赤ちゃん育児

3歳の子どもでも一人で給水してお水を飲められるウォーターサーバーは、置いてみると予想以上に便利な使い勝手を実感するアイテムです。

最近では赤ちゃんの誕生を期に活用に踏み切る家庭がよく見られます。でも実際に「我が家も赤ちゃんのために使ってみたい!」と思っても、メーカーも充実していて、さらにその中でもサーバーの種類や機能・使用する水に選択肢があるのでどんなタイプのものを選んでよいのかわからなくなってしまいます。

そこで赤ちゃん向けのウォーターサーバーを選ぶときの大切な視点をまとめてみました。

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赤ちゃん向けで選ぶなら3つの視点が大切!

基本的に「赤ちゃん向けのウォーターサーバー選びのポイント」で大切なのは・・・。

  • 赤ちゃんに適したお水を使っているか?
  • 口にするまでの経路で衛生面に心配がないか?
  • 温水コックによる火傷やサーバー転倒に備えた赤ちゃんへの怪我の対策が講じられているか?

この3点をチェックするのが大切になります。まずは水選びのおさらいもかねて、今一度赤ちゃんに適したお水の特徴を理解しておきましょう。

視点1:取り扱われるお水が赤ちゃんに最適なものか見極める

天然水

ウォーターサーバーで取り扱われるお水は、RO水と呼ばれる逆浸透膜ろ過水と天然水の2種類がメインになります。

メーカーによって2種類を揃えるところもあれば、採水地の異なる名水に焦点を当てた天然水を複数用意して、購入者に希望のお水をチョイスしてもらうシステムをとるケースもあります。

まずはRO水と天然水の特徴を知って、そのうえでピンとくる銘柄を複数ピックアップするのが良いと思います。そしてピックアップしたお水のそれぞれの水質が赤ちゃんにとって確かなものであるか、4つの水質条件に照らし合わせてチェックをしましょう。

天然水の特徴

天然水

天然水は名前のごとく自然な形のままのお水のことをいいます。六甲のおいしい水や南アルプスの天然水などのペットボトルでもお馴染みですね。

特徴は自然の大地に育まれたろ過システムを経由して出来上がったナチュラルミネラルウォーターということ。

原水となる岩肌に伝う湧き水や滝の水は何年も遡る昔に、山の頂に降った雪や雨がゆっくりと地層を通過して生まれたもので地質に含まれる豊かなミネラル分を取り込んでいます。

静岡の白糸の滝もその一つですが、眼前に流れる滝の水はおよそ100年前に富士山に積もった雪解け水なのだそうです!飲むことで自然へのリスペクトと有難さがしみじみ伝わりますね。

天然水には非加熱と加熱の2タイプあり!

天然水は水道水と違って雑菌を除去する塩素が含まれません。そのため殺菌方法の手段として非加熱と加熱の2つのタイプが存在します。

非加熱タイプ

天然水に含まれるミネラルを損なわないように、オゾン殺菌や逆浸透膜ろ過装置を用いることで殺菌をほどこして本来の水の持ち味を生かしています。ミネラルの少ない軟水タイプが赤ちゃん向けになります。

加熱タイプ

細菌の繁殖の心配がない確実に安全な状態にするために、食品衛生法に基づいて85℃の温度で30分間加熱処理を施します。加熱するのでミネラル分が失われる難点を持ちますが、赤ちゃんには最適な水質だといえます。

RO水の特徴

RO水

RO水とは逆浸透膜ろ過装置に通したお水のことで、英語のReversOsmosis(逆浸透膜)の略からRO水の名前が付けられています。

原水に水道水を使用しているものが多く見られ、心配な残留塩素もしっかり除去します。また雑菌や射性物質をも除去する働きは他の浄水器にはない威力で、水道水だけではなく天然水もRO水にすることで更にグレードアップした水質と安全性を追求したお水に生まれ変わります。

じわじわとゆっくりフィルターに浸透してろ過されるので、ミネラルを一切含まない完璧な純水になりミルクがしっかり溶けて飲み口がまろやかに仕上がります。

では、お水のタイプを絞ったところで水質条件を照らし合わせて、赤ちゃんに適しているかチェックしてみましょう!

赤ちゃんに最適な3つの水質条件とは!
硬度(ミネラル含有量)60㎎/l以下の軟水である事

赤ちゃんは消化機能が未熟なのでミネラルを十分に体内に吸収できません。そのため体内に取り込む栄養素は授乳の成分のみが許容範囲になります。

授乳栄養には卒乳するまでに大切なミネラルもきちんと含まれるので、調乳ではミネラルの過剰摂取を避けるためにもミネラル分の少ない軟水の使用が最適です。

できれば軟水の中でも硬度が低い40㎎/以下の超軟水を選ぶようにしましょう。浸透性が良いので体内のへの吸収率がスムーズになり、粉ミルクの成分が阻害されません。

弱アルカリ性のPH値7.1~8.6のラインである事

私達の健康にかかわる作用の一つにPH値があります。血液や体液をPH値7.4の弱アルカリ性に維持することで身体機能の恒常性を守っています。

赤ちゃんは大人よりも体内の水分含有量が多いので、PH値を崩さない良質なお水の摂取が重要になります。そのためにも体液により近い状態のPH値7.1~8.6以内のお水を選ぶようにしましょう。

塩素、残留農薬、雑菌などの不純物を含まない事

不純物は本来体へ侵入してはいけない有害物質です。大人でも摂取が過剰になれば癌の発症などあらゆる疾病を招く要因になります。

赤ちゃんではとくに排泄作用がままならないので、体に取り込まれた塩素や残留農薬がうまく体外へ排出できません。この他にも不純物にはDNAを撹乱させる放射性物質の心配もあります。きちんと水質管理がされた不純物を含まないお水を選ぶようにしましょう。

※第三者の外部機関にも依頼して水質チェックを定期的に行うメーカーがより安全でおすすめです。

天然水とRO水どっちが最適?

選択したお水が水質条件でクリアしていても、天然水とRO水のどちらにするか迷ってしまいませんか?

それぞれに特徴がありどちらにも良さがありますよね。粉ミルクの調乳やお白湯で使うならば100%ピュアなRO水が消化機能が未熟な赤ちゃんに適しています。

でも、離乳食が始まると授乳量も減って、ミネラルの摂取が少なくなる心配な面もあります。そうするとミネラルがバランスよく整った軟水タイプの天然水が魅力的になります。そんな時には次のように使い方に幅を持たせるのも良いかもしれません。

  • 天然水を濾過したこだわりのRO水を愛用する。
  • 赤ちゃんの体に配慮した超軟水タイプの天然水をはじめから使う。
  • 離乳食の後期にさしかかるまではRO水を使って、後期からは軟水タイプの天然水に切り替える。

使用パターンは色々広がります。ただ途中切り替えの場合はサーバーの契約期間などの絡みから他メーカーへの切り替えが直ぐにはむずかしいケースもありますので必ず確認しておきましょう。一つのメーカーでRO水も天然水も扱っているところだと水の変更が常時可能なのでおすすめです!

RO水であっても、ミネラルを添加しているものもあるので純水を希望する場合には必ずその旨もチェックしておきましょう!

視点2:安心して飲ませてあげられる衛生状態が整っている

業者

せっかくの良質なお水であっても、いざ使用するときになって雑菌が繁殖していたのでは意味がありません。

衛生面で心配されるリターナルボトルとサーバー本体のメンテナンスについて調べてみました。検討しているメーカーのものと比較してチェックしてみましょう。

ボトリングで気になる点・リターナルボトルは大丈夫!?

お水を入れるボトルには3種類ありますが、そのうちのガロンタイプと言われるリターナルボトルに不安を持たれるママがときどきみえます。

ガロンタイプはペットボトルのような柔らかい形態ではなくて、洗浄して繰り返し使うボトル仕様で硬い材質が特徴です。使い捨てタイプのワンウェイボトルと違い衛生面で不安材料となる要素もありますが、きちんと対応をはかって衛生的な取り組みをしているメーカーを選べば大丈夫です。

ボトリングの工程が実際の風景を合わせて情報開示されていると安心ですね。

ボトルを繰り返し使うのは衛生面で大丈夫なの?

一昔前の牛乳瓶のように、使用済みのリターナルボトルは一旦メーカー側が回収して洗浄し、また繰り返して使うタイプになります。赤ちゃんに使うシチュエーションではしっかり洗浄されているか?多くのママが気になるようですが信頼できるメーカーであれば大丈夫です。

次のポイントをクリアされているかチェックできると、赤ちゃん向けでは更に安心度が高まります。

  • 再ボトリングの際シールでしっかり密閉状態が保たれている。
  • 不純物のない水で洗浄が行われている。
  • 無菌状態の環境で人の手を介さずにボトリングされている。
  • オゾン殺菌などを並行したクリーンルームでボトリングされている。
  • 出荷前に雑菌繁殖の有無を確認している。
  • HACCPやISO22000などの食品衛生管理システムを用いている。
  • 加熱消毒段階で有害物質が溶け出す恐れのあるポリカネード材質が容器に使われていない。
空気と一緒にボトル内に雑菌が入り込む心配について

リターナルボトルはお水を使用すると同時に空気が内部に入り込みます。そのときに空気中に浮遊する雑菌やカビの胞子などが一緒に取り込まれてしまうのでは?と心配する声も出ていますが、それは遥か昔の話になりました。

最近の技術は素晴らしいもので内部にフィルターが組み込まれていたり、UV照明をあてて殺菌を常に行う無菌システムが改良されて安全です。リターナブルボトルを選ぶときには、サーバー本体の衛生面でのシステムの有無を確認しておくのがおすすめです。

メンテナンスのシステムを把握する

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サーバーの本体は衛生面を保つために清掃を兼ねたメンテナンスが必要です。外部からの汚れが付着して、サーバー内部が知らず知らずのうちに不衛生な状態になりやすい面があるからです。そのまま使い続けると温度調整にも不具合が出るだけでなく、お水自体も雑菌に汚染される心配が否めません。

ここでチェックしたいのが、メンテナンスの体制がメーカーでしっかりとられているか?そしてサーバー本体そのもにセルフクリーンシステムが装備されているか?の2つの点です。しっかりチェックしましょう!

メンテナンス体制

メーカーによって異なりますが、たいていのものがサーバーレンタル期間終了時に新しいサーバーと交換することでメンテナンスとみなすところが多くなっています。料金が発生するものなどもあるので、それぞれにチェックする必要があります!

メンテナン面でのメーカー選びのポイント
  • メンテナンスの期間設定がもうけてある。
  • 定期的なメンテナンスのフォローがある。
  • メンテナンスの記述がしっかりされて、対応が的確である。
サーバー本体にセルフクリーン機能がついている

赤ちゃん向けではやはり衛生面は最も重視するところです。そこでおすすめなのがセルフクリーン機能がついているサーバー本体を選択することです。エアコンでも内部クリーンなどのお掃除機能が付いていますが、原理としては同じような感じです。

この機能は常時クリーンシステムを働かせているものと、ユーザー側がスイッチを押して機能させるタイプなどがあります。ボトルの形態上、ワンウェイボトルを使用したサーバーでは不可欠な機能になりますので要チェックです。

後者の場合所要時間が約4時間かかるものもあるので、ミルクの授乳回数が多い時期には不向きなケースもみられます。

お家でもこまめなお掃除のメンテナンスは必要!
無菌状態で安全なお水を飲める環境を維持するには、ウォーターサーバーの日頃からのお手入れが不可欠です。

サーバーにクリーンシステムが付いていても、給水コックに手が触れてその部分だけ雑菌が付着している状況は十分にあり得ます。放置しておくと赤ちゃんのために気遣ったはずのお水も不衛生なものになってしまいます。

消毒用エタノールをスプレーボトルに入れたものや、除菌シートを常にウォーターサーバーのそばに置いて、使用後に給水コックや手の触れる範囲を拭くなどして清潔を保ちましょう。

視点3:赤ちゃんにケガをさせないか?安全性をチェックする

業者

ウォーターサーバーは置くだけでは何も問題がないように見えますが、設置の仕方や温水の使用面で赤ちゃんにケガをさせる事故を招く恐れがあります。

とくに、うえにお子さんがみえる家庭ではやんちゃ期で思わぬ使い方から火傷を負う事故も多いので大人が使うから大丈夫!と過信しないで必ず安全性をチェックしましょう。

安全面でのチェックポイント

転倒防止用の留め具などでセッティングできる

赤ちゃんのハイハイが始まったときや、つかまり立ちができる頃になるとウォーターサーバーに寄りかかってしまうシチュエーションは十分にありえます。また、地震もいつ起こるのかわからないので、両方に備えて転倒防止策を講じることが大切です。

転倒防止の金具が配達時に付属されてセッティングを推奨するメーカーもあれば、初回のお届けでメーカー側が直接訪問して転倒しないように設置を込みで行うところもあります。

赤ちゃんのいる家庭では後者だと色々と置き場所のアドバイアスや使い方の要領も直接聞けるので安心かもしれませんね。

温水のチャイルドロック機能をチェックする

日本宅配水&サーバー協会作成の「乳幼児の火傷防止対策に関するガイドライン案」では1歳以下の乳幼児を対象に温水使用のセーフティ面で対策を義務化する方策をとっています。

1歳以下で火傷!?と思ってしまいますが、つまむ・上げる・ひねる・下げるといった乳幼児の手の動きと身体能力はあなどれない危険行為に発展しやすいのだそうです。現実問題、ウォーターサーバーでの火傷事故件数の約81%が1歳以下の乳幼児によるものなんです!

赤ちゃんの皮膚は再生能力が未熟なので火傷をおうとケロイド状になりやすく、場合によっては生涯影響を負ってしまう可能性も少なからず否めません。

ウォーターサーバーでケガをしないためにもガイドライン案に記載される対策を参考にして、赤ちゃのことを考えたサーバーを置くようにしましょう。

乳幼児の火傷防止策ガイドライン案まとめ
  • 1歳児では温水コックを容易にひねることができない構造になっていること。(コック回転防止ベルトやリング、二重構造のチャイルドロック機能など)
  • 手の届かない高さに温水コックがあり、乳幼児の目線に入らないように工夫されていること。
  • 触ってみたいと思う気持ちがおこらない又は興味を引かないデザイン性になっていること。
  • 危ないことがわかるような警告表示ステッカーが貼り付けられていること。

もう少し具体的に踏み込んでいくと、ボディは寒色系にして、レバーやボタン、カバーに関しても目立たない寒色系の色目で統一したものが赤ちゃんの興味を引かないタイプでおすすめなのだそうです。そういわれてみると、小さな子は白一色の冷蔵庫に興味を持たないので「なるほど」と思えますね。

この他にも赤ちゃんではコンセントによる不意の感電事故も心配です。電気用品安全法に適合したPSEマークがついたウォーターサーバーも視野に入れておくと安心ですね。

ママ優先の利便性を考慮するのも大切!

ママ

赤ちゃんのいる家庭で使い勝手の良さを追求するのならば断然に、ママの労力を減らすメリットがあるものに限ります!

ウォーターサーバーで発生するママの体力を消耗する場面として想定されるのが、ボトルの設置と空になったボトルの処理方法。実際にウォーターサーバーを利用するにあたって、ボトルの利便性には一番重視したとのアンケート結果もあるほどです。

ウォーターサーバーのボトルには、リターナルボトル、ワンウェイボトル、ビニールパックの3種類があります。利便性を想定して使う場面をそれぞれ比較してみましょう。

ビニールパック
サーバーへのセッティング軽量タイプなので楽にできる。
使用後の処理ビニールなのでとてもコンパクトで丸めてもピンポン玉程度の大きさ。かさばらないので資源ごみのストックにも苦にならない。
その他パック容量が6Lから7Lと少なめなので赤ちゃんだけの使用では最適ですが、家族全員の飲料水での使用ではこまめなセッティングが必要。
リターナルボトル(ガロンタイプ)
サーバーへのセッティング12L入りのものは上部設置型だと女性には重たくて不便。赤ちゃん向けでは少量ボトルの7Lがおすすめでママにも比較的に楽!
使用後の処理リターナブルなのでメーカーの回収日まで家で空き容器を保管する必要があり場所をとる。
その他・メーカーが配達&回収を行っているところが大半なので、コミュニケーションをメーカーと取りやすい環境で安心。・繰り返し使うタイプのボトルなのでお水の価格が安いメリットがある。
ワンウェイボトル
サーバーへのセッティングリターナルボトルと同様に上部設置型では12L入りでは労力が必要。赤ちゃんのみの使用ならばコンパクトサイズがおすすめ。
使用後の処理・ペットボトルと同素材のものはコンパクトにしても(12L入り)洗面器ほどの大きさがあり資源ごみの日まで場所をとる。・お水が減るごとに収縮する素材のエアーレスタイプは石鹸大の大きさまでにコンパクトにできてかさばらない。
その他人によって、ビニールの臭いが気になることもある。

ママの負担にならないボトルは!?

処理の面から見るとビニールパックかエアーレスタイプのワンウェイボトルを選ぶのが良いようにも思えます。

最近ではボトルの設置がサーバー本体の下の部分にセッティングできるものもあり12Lでも持ち上げる負担がなく人気がでています。ただ、サーバーまで運ぶのに重たい状況は変わらないのでは?と思ったりもします。

出産後よく起こりやすい症状に狭窄性腱鞘炎があります。ちょっと重い物を持ったり手首をひねるだけで電流が走ったような強烈な痛みが現われて、数か月症状が続く厄介な痛みです。

赤ちゃんの抱っこが減ってくると症状が改善されてきますが、このような症状が気になる場合には少量タイプのビニールパックを選ぶのが良いですね。

いずれにしても自分に使う状況を想定して、より育児が楽になることも視野に入れてウォーターサーバーを選びましょう。

+αして知っておきたいウォーターサーバー選びでの注意点

お金

お財布に優しいこと

赤ちゃんのいる家庭でウォーターサーバー選びで気を使うことベスト3に入るのが、コストの問題です。使ってみたらお水代だけではなくて、電気代・維持費・サーバーのレンタル代・送料がプラスされてミルクの調乳と離乳食作りだけに使用したのに、月額が5千円近くかかる事態になってしまった失敗談も耳にします。

メーカーによって想定外の代金がかかりますので、あとになって請求書を見てびっくり!ということにならないようにトータルのコストでどのくらいかかるか、試算しておきましょう。

送料でのチェックポイント
  • 送料込みであっても、ボトルの注文数とお住まいの地域によって送料が発生する。
  • お水の種類によって送料がかかるもの、かからないものを取り扱うメーカーもある。
維持費でのチェックポイント
  • サーバーメンテナンス代金が発生する。
  • 注文をとらない月でも維持費代を請求される。(おおよそ800円程度のようです)
契約面でのチエックポイント
使ってみてやっぱり必要なかった、もしくは他社のウォーターサーバーに替えたいというときに予想外にコストがかさむことがあります。

それは解約料!意外に知らないママが多いのですが、ほとんどのウォーターサーバーには契約期間が設定されています。そして、この契約期間内に解約を希望すると大体1万円前後の解約料が発生するところが大半を占めています。

引っ越しの予定があるお家も、かならず細かな利用規約まで目を通すようにしましょう。

電気代でのチェクポイント
サーバー本体の機能性も考慮しなければいけませんが、月々の電気代が千円を超えるものもあれば5百円以内におさまるケースもあります。

メリット要素が大きいのが節電モードや、ECO機能が付いたサーバーになります。温水を使用しないで長時間経過するとオート機能で温めが解除されるシステムです。

ただ機能がついていても、冬場などホットドリンクを日常的に飲むシーンでは機能が無駄になり季節によって電気代の変動が否めない状況もあるようです。サーバーの消費電力量などをチェックして、どのくらい電気代がかかるのか調べておきましょう。

業者名種類月の電気代/通常月の電気代/節電
アクアクララRO水約350円
コスモウォーター天然水約457円約403円
フレシャス デュオ天然水約558円約330円
マーキュロップ天然水約500~650円
フレシャス天然水約700円
公式サイトから引用(2015年8月現在)

節電は、省電力モードが搭載しているサーバー機能を利用した場合です。

当選商法や宣伝文句だけで飛びつくのは禁物!

業者

ウォーターサーバーの契約に関するトラブルが2013年では全国で800件以上にのぼっています。毎年増加傾向にあるようですが、これは当選商法や宣伝効果のみで惹きつける商法によるものが大半なのだそうです。

買い物でときおり商業的なくじ引きを見かけますが中にはウォーターサーバー無料の権利が当たるというものがあって、実際に契約すると契約期間終了後に契約を継続しないと手数料を取られるといったややこしい金銭トラブルに発展するようです。

ときおりサイトなどでもお試し期間中は無料とありますが、サーバー本体を返すのに送料が数千円かかるものもあるので、こちらも注意が必要です。

本来ウォーターサーバーは安全で美味しいお水をいつでも飲める環境を提供するものです。美味しいお水への気持ちが強いメーカーほどきちんと真摯な対応をとっていますので、目先の内容だけに飛びつかずにじっくりと赤ちゃん向けのウォーターサーバーを見つけるようにしましょう。

メーカーのHPやコールセンターなどに直接問い合わせてみると、その対応からメーカーの状況が把握できます。やはり顧客対応は何よりも大切だと思います。メリットもデメリットな面も踏まえてきちんと説明してくれるところが良いですね。

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