赤ちゃんの夜泣きが始まると、ママにとっては睡眠不足に加えて夜中に大きな声で泣き、どれくらい続くか分からないのでストレスになります。
そんな時に、旦那さんが起きなかったり、気づいてもそのまま眠ってしまうと、ストレスを大きくする原因になります。
そこで、夜泣きで起きない、無視する旦那さんにイライラしない為の対処法をご紹介します。
男女の違いを理解する
ママが赤ちゃんの夜泣きに反応して目が覚めるのはホルモンが関係しています。出産後のママの体には、プロラクチンというホルモンが多く分泌されます。
このプロラクチンは、母乳を出す働きと共に、睡眠の質を変化させ、短時間の睡眠でも赤ちゃんのお世話や家事などができるようになっています。
特に赤ちゃんの泣き声を聞いた時や、ママが寝ている時にプロラクチンの分泌が増えるので赤ちゃんの夜泣きにも、パッチリ目が覚めるのです。
旦那さんはこのプロラクチンがママのように分泌されないので、短時間の睡眠では対応できず、赤ちゃんの泣き声にも目が覚めにくいのです。
男の人と女の人の違いをしっかり知って、旦那さんが起きないのも体の仕組みの違いということで割り切ってみるのも良いです。
夜泣きに対応できるのもママの特権。赤ちゃんを産んだママだからこそ目が覚める、と明るい気持ちになってください。
仮眠や休息の時間を作ってもらう
旦那さんも睡眠不足になってしまうと、体調を崩したりイライラしたり、場合によっては仕事に影響してしまいます。そこは避けなければいけないので、旦那さんのお休みの前の日に、夜泣きした時の対応をお願いしてみるのがおすすめです。
具体的に、夜泣きをするのが○時で、○○分くらい続いたことや、昼間もなかなか眠れないこと、ストレスになって辛いことなどを素直に旦那さんに伝えてみてください。
夜泣きに気づけない旦那さんにとって、夜泣きはどんなもので、どのくらい大変なのか全く分からないものです。具体的に話すことで、より理解しやすくなります。
旦那さんの夜泣きへの対応が難しい場合は、旦那さんの休日や、帰宅後の時間に赤ちゃんのお世話を任せて、ママの仮眠や休息の時間を作ってもらいましょう。睡眠不足が少しでも軽くなると、ママのストレスも減っていきます。
また、旦那さんと赤ちゃんのスキンシップやコミュニケーションの時間は赤ちゃんにとって大切なものです。旦那さんにとっても父親としての自覚や役割を持てる貴重な時間にもなるので思い切って任せてみてください。
寝室を別にする
夜泣きの対応をしていてイライラする1番の原因は、やはりすぐ近くで旦那さんが眠っている姿が見えてしまうからです。
ぐっすり眠っている旦那さんの姿が見えなければ、協力してくれる人がいない状況になるので一人でなんとかしよう!と前向きな気持ちを持つことができます。
「夜泣きしても起きないから違う部屋で寝よう」とストレートに伝えることも良いですが、「仕事で疲れている旦那さんにゆっくり眠ってもらいたい」など思いやりのある言葉を使って伝え方を変えてみると、旦那さんも嫌な気持ちをせずに自分を大切にされていると感じて快く対応してくれます。
ママ友や相談窓口に相談する
同じ状況のママ友や先輩ママ、市町村の子育て相談窓口の相談員さん、実のお母さんなどに相談しましょう。子育て経験のある女性なら、よく理解してくれ、ママ自身も自分の気持ちを話すだけでもスッキリします。
夜泣きのことだけではなく、子育てのイライラを相談できるように普段からしておくと、それだけでもストレスも少なくなります。
赤ちゃんと一緒に昼寝する
睡眠不足は、体の色々な不調を引き起こしたり、心への影響も心配されます。赤ちゃんの夜泣きで眠れない分、赤ちゃんのお昼寝の時間にママも一緒にお昼寝して少しでも睡眠時間を増やしましょう。
赤ちゃんが寝ている間に、家事をしておきたいという気持ちもありますが、赤ちゃんが夜泣きする時期はとても大変なので、手抜きしてママの体調を維持することが大切です。
少しくらい家事ができてなくても大丈夫、そのうち片づけられる、とゆったりとした気持ちを持ってください。
旦那さんとたくさん話す
赤ちゃんと過ごす時間が少ない旦那さんにとって、赤ちゃんのお世話の大変さはなかなか理解しづらいものです。
ママの気持ちに余裕があり冷静になれる時間に、いつもの赤ちゃんとの生活の中で大変なことやつらいことなどをたくさん話してみましょう。
もちろん、赤ちゃんの成長や嬉しかったことなども伝えると、赤ちゃんとママがどんな生活なのか、自分の子どもがどんな状況なのかが分かり、育児にも積極的になってくれます。
お仕事に頑張る旦那さんを気遣い、なかなか本音が話せないママもいますが、男の人は言われてみて気づくことが多いので、普段から色々なことを話せるように心がけてみてください。
夜泣きの時間を楽しい時間に
赤ちゃんの夜泣きが始まったら、ネガティブな事を考えてイライラしない為に、例えば、好きな音楽を聴いたり、好きなテレビ番組を録画して観たり、ママが楽しめることを探してみましょう。
私の場合は、息子を抱っこしながら好きな音楽を流して歌ったり、ラジオを聴いて面白い情報を知ったり、時には短編の映画を観たり、夜泣きの時間もあっという間に過ぎてしまいました。
まとめ
夜泣きしている時に、旦那さんがぐっすり眠っているとママはイライラしてしまうものです。
しかし、赤ちゃんのお世話ができるのもママの特権。赤ちゃんと過ごす時間が長いほど、赤ちゃんとママの絆が深まり赤ちゃんもママを大切に思ってくれます。
毎日の育児や家事の忙しさから、なかなか上手くいかないこともありますがイライラには見方を変えてみましょう。ほんの少し変えてみるだけで、すごく楽になります。
赤ちゃんの成長を通してみると、夜泣きする時期はほんのわずかです。イライラに負けず、赤ちゃんとの時間を大切に過ごしてくださいね。
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