夜泣きに気づかず起きれない時の対策は?放置してると何か影響ある?

寝ているお母さん育児

夜中に何度も目を覚ましては泣く、赤ちゃんの夜泣き。ママも一緒に起きて寝不足が続く…と思いきや、深い眠りで夜泣きに気づかないママも実は多くいるようです。

特に産後すぐは体の回復も十分ではなく、ママは睡眠が深くなってしまうことがあります。また、体質的に眠りが深い人は、赤ちゃんの泣き声で起きられないこともあるでしょう。

そこで今回は、赤ちゃんの夜泣きで起きられない時の対策や、そのままにしていた場合の危険性や影響などについてまとめました。

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夜泣きに気づかず起きられない時の対策法は?

昼寝をする

昼寝をしているママ

昼間は無理して動き回らず、赤ちゃんと一緒にお昼寝をして少しでも体力の回復に努めてください。あまりに疲れすぎていると、赤ちゃんの泣き声でも起きられないことがあります。

産後数か月~数年は出産の疲れや慣れない育児のストレも溜まり、ママの体はヘトヘトの状態。細切れでもいいので昼間に体を休める時間を積極的に取ると、夜中に起きやすくなります。

寝る前にカフェインを取る

コーヒー

眠りを深くしないために、夜にコーヒーや緑茶などカフェインを含む飲み物を少量飲んでおくという手もあります。浅い眠りだと音にも敏感になるので、赤ちゃんの泣き声にも気づきやすいでしょう。

ただしカフェインは眠りの質を低下させるので、本来は寝る前に飲むのはおすすめできません。“寝る前のカフェイン摂取”は、夜泣き時の期間限定の対策だということを覚えておいてください。また、母乳にカフェインが移行するのが気になる場合は、ごく少量にしておくといいでしょう。

赤ちゃんの手を握って眠る

手を握っている様子

赤ちゃんの手を握って眠るなど、どこか体に触れておくと、赤ちゃんが起きて動いた時に気づきやすくなります。ママ自身の寝相があまり良くない場合は、赤ちゃんの上に乗ってしまうなどの危険性があるため、この方法は避けてください。

パパや家族を頼る

赤ちゃんを抱っこするパパ

赤ちゃんの夜泣きで“自分だけが起きなければ”と思い詰めず、時にはパパや家族を頼ってみても。寝る前に「起きられないかもしれない」「その時は助けてほしい」というお願いをしておくといいでしょう。

また、ミルクの作り方や赤ちゃんのあやし方を教えておくと、いざという時にパパや家族もスムーズに対応できます。

夜泣きを放置していると何か悪影響はあるの?

夜泣きの赤ちゃん

放置による危険性

赤ちゃんの夜泣きを放置し過ぎると、次のような危険が考えられます。

泣きすぎによる咳・嘔吐

激しく泣き続けると、咳込んだり嘔吐したり、赤ちゃんの呼吸を妨げるような状況になる可能性があります。特に嘔吐の場合は、吐いたミルクなどを詰まらせてしまうと窒息の危険性があります。

ベッドからの落下

月齢が進んで自分で動けるようになった赤ちゃんは、泣きながらママを探して移動することがあります。ベッドで寝ている場合は、そのまま落下の危険につながるので要注意です。

体調不良の悪化

発熱などの体調不良を訴えて泣いている場合、長い間放置しているのは体調の悪化を招きかねません。特に発熱時は、脱水症状に陥る危険性があります。

将来的な悪影響

泣いても誰も対応してくれない状況があまりにも長く続くと、赤ちゃんがストレスを感じてしまうという説があります。赤ちゃんはストレスを感じることで、将来的に次のような悪影響があると考えられています。

  • 注意欠陥、多動性障害などになりやすい
  • アドレナリンの過剰分泌により、攻撃的な性格になりやすい
  • 脳への酸素不足が生じ、発達を妨げる

ただし、これらはあくまで一つの説。「こういうことがあるかもしれない」という程度に捉えておくといいでしょう。

大きな問題はないという考えも

okサイン

一方で、ある程度ならば夜泣きの放置をしても大きな問題はないという考えもあります。

睡眠トレーニング

睡眠トレーニングにはいろいろな方式がありますが、基本的には赤ちゃんが泣いてもママは放置し見守るだけ、という方法が多いようです。

睡眠トレーニングをすると赤ちゃんは早いうちから一人で眠れるようになり、自立心が育つ、ママの睡眠不足やストレスを軽減するなど、メリットも多いと言います。

海外では放置が主流

特に欧米では赤ちゃんは一人寝させることが多く、夜泣きは基本的には放置するのが主流のようです。国により違いはありますが、生後3か月頃から一人部屋で眠る赤ちゃんも。

ただし、放置と言っても定期的に赤ちゃんの様子を見て危険な状態でないかをチェックしているようです。

サイレントベビーになる心配はない

夜泣きに気づけなかった時、「サイレントベビーにならないか…」と心配するママもいるようですが、その心配はありません。

サイレントベビーとは、泣かない・笑顔が少ない赤ちゃんのこと。ママやパパのスキンシップや語り掛けが少ないことが原因のため、昼間しっかりと赤ちゃんと触れ合っていれば、夜泣きの放置だけでサイレントベビーになることはないと言えるでしょう。

まとめ

夜泣きを始めても、ある程度の時間が経つと泣き疲れて自然に眠ってしまう赤ちゃんも多いと言います。もちろん赤ちゃんに危険が及ぶような状況は避けるべきですが、一晩中泣かせ続けているなど度を過ぎた状態でない限り、心配しすぎる必要はないかもしれません。

赤ちゃんの夜泣きで起きられず悩んでいるママは、あまり自分を責めたり思い詰めたりせず、パパや家族の協力を得ながら対策してみてください。

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