夜泣きははっきりとした原因が分かっていないからこそ、何をしても泣き止まない子供に毎日頭を抱えてしまう人が多いかと思います。
個人差が大きい夜泣きだからこそ、理解をしてもらえないことも少なくはありませんが、沢山夜泣きをする子供であると毎日眠れない日々が続いてイライラが募ってしまうのも当然のことです。
疲れているのに寝付けずイライラとしてしまったとき、泣いている赤ちゃんに手を上げたり怒鳴ったりはできればしたくありません。どうしたら自分を取り戻すことが出来るのか、苛立ちに対する対策法を知っておくと良いです。
辛いの今だけ
まず一番大切なのは、夜泣きで悩むのは「一時的なもの」であると理解しておきましょう。
夜泣きが始まるのは2~3カ月頃で1歳前後には治まる子がほとんどです。少なくても1歳を過ぎ大きくなれば、ママの言っていることを理解できるようになり、今のようにわけが分からず泣くというストレスは必ずなくなります。
暫くすれば無くなる、子供の成長過程の1つであると思ってやさしく見守るといいです。
泣いている理由は無い
ストレスを感じるママの多くが、「こんなに頑張っているのに」と自分をどこか責めていることが多いですが、夜泣きには泣いている理由がないことがほとんどです。
泣いている赤ちゃんを抱きかかえても泣くのがとまらないと分かっていれば一度諦めて責任感から自分を開放させてみましょう。泣いている理由は特に無いことを理解し、「なんとかなる」と楽観視してみるとストレスが緩和されます。
自分と向き合う
ぐっとこらえていても、赤ちゃんの鳴き声は一向にやむ気配が無ければ、どんなに温厚なママでも苛立ちがピークに達します。
我を忘れてしまうほどのストレスを抱えたままで小さな赤ちゃんに接するのは、赤ちゃんにとってもママにとっても、お互いの良好な親子関係の為にも良くありません。
まずは泣かせたままでも構わないので、鏡の前に立ち自分自身と向き合ってみると気持ちが落ち着いてきます。
誰に言われても気にしない
通常の状態では絶対にやってしまわないような平手打ちや怒鳴るといった行動も、一過性の苛立ちが頂点に達してしまったからでしょう。
そんな行動だけを他人が見れば、「悪い母親」だ何て言い方をすることがあるかもしれませんが、他人が言う「良い」「悪い」には耳を貸さないことが大切です。
マンションの一室などで大声で泣いていれば近所の目が気になるかもしれませんが、頑張っているママに対しての悪い評価は気にせずストレスを溜め込まないのが大切です。
昼間に外にだす
外に外出できる月齢になったら、昼間に積極的に外に出すようにすると良いです。小さな赤ちゃんを抱えていれば、周りから「可愛いね」など温かい声をかけられて、不思議と赤ちゃんが可愛く見えてきて優しい気持ちになれます。
日の光を親子で浴びれば室内の子育てから開放されてリフレッシュできるだけではなく、赤ちゃんにとって人間としての生活のリズムが早く整いやすくなります。夜もしっかりとぐっすり眠れて夜泣きが軽減されるようになります。
同じ悩みをシェアする
同じような月例の子供を連れたママ友が居れば悩みを話し合うだけでもストレスが和らぎます。
現在進行で同じ悩みを抱えている人たち同士であれば、辛さやそれぞれに合った具体的な解決案が見出されやすいので、たまには子供と一緒に外に出てランチやお茶をしに行くと良いです。
同年代のママ友が近くに居ないのであれば、地域の子育て支援センターに足を運ぶと色々悩みを聞いてくれるたり、同じような年齢の子供に出会えます。
1日でも離れてみる
子育てから24時間離れることが出来なければイライラが溜まってしまって当然です。休日やおじいちゃんおばあちゃんが尋ねてきた日など、赤ちゃんのそばから1日・1夜・1時間でも離れてみましょう。
心配でも任せてママがしっかり睡眠を取り、心と体が休まればまた赤ちゃんと向き合う余裕が生まれます。同時に、「こんなに泣かせて」「どうにかできないのか」などと言っていた旦那やお姑さんであれば、任せることで大変さやどうにもならないことなどを理解してくれるでしょう。
家事は手を抜く
何でも完璧にこなしたい、家事はしっかりとやっていると言うママさんであれば、家事が思うように進まないことに余計に苛立ちを溜めてしまいます。
夜泣きが酷くて睡眠時間がしっかりと取れない状態ではお料理や掃除も計画通りに進められないでしょうから、この時期は手が回るときにまとめてやる、料理は簡単に済ませるようにするなどして、少しでも手を抜く方法を考えるといいです。
家事のノルマが減り、子育てに専念できれば心の余裕が生まれます。
まとめ
赤ちゃんの夜泣きは、理由もなく泣き出す子がほとんどです。抱き上げても泣き止まず、何をしても効果が無ければ、「頑張っているのに」「ママ失格かな」など、どうしたら良いのか分からなくなってしまいます。
大きな声で泣かれればストレスが溜まるのは、誰しも同じことですから、まずは自分と向き合い心を落ち着かせるのが大切です。また、昼間に外出したり、誰かに少し面倒を見てもらうなどして、ストレスから心と体を休ませるようにすると子育てに余裕が出来ますよ。
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