幼児に体操教室へ通わせることによる効果は?いつから?費用は?

体操教室に通う女の子育児

我が子が赤ちゃん時代を卒業し、3~4歳になると、「どんな習い事をさせてあげようかな?」と考えるママやパパも多いでしょう。

中でも、運動神経の発達に関わってくる体操教室は大人気です。

「何歳くらいから通えるの?」「いくらくらいかかるの?」など、気になる体操教室についてまとめてみました。

スポンサーリンク

幼児に体操教室へ通わせることによる効果は?

笑顔の幼児

幼児のうちから体操教室に通わせることは、子供にとって良い効果がたくさんあります。特に挙げられるメリットは「さまざまな運動を体験できる」、「身体が強くなる」、「社会性が身につく」の三つです。

さまざま運動を体験できる

サッカー教室、スイミングスクール、空手道場など、身体を動かすことのできる習い事はたくさんありますが、「サッカー教室ならサッカー」、「スイミングスクールなら水泳」のように、一つのスポーツしか経験できないものがほとんどです。

それにくらべ、体操教室では色々な種類の運動を体験させることができます。

例えば、体操教室大手の「コナミスポーツクラブ」の幼児向けコースでは、ボール遊びからマット運動、跳び箱、鉄棒にリズム体操まで幅広く教えてくれますので、バランスのとれたスポーツ教育が可能です。

また、幼児のうちは、まだ自分の子供に向いている競技がはっきりとしないものです。たくさんの種目を体験する中で、子供が興味を持つものや得意なものがわかってくる点も良いですね。

身体が強くなる

大人に比べ、子供はあまり病気への抵抗力がありません。気温の変化が少しあっただけで熱を出してしまうお子さんも少なくないでしょう。

体操教室に通い週に何度か運動するようになると、自然と体内のコントロール機能が高まり、身体が丈夫になります

また、走ったり、跳んだりして筋肉を動かしますので、体力や持久力もつきます。実際、「体操教室に通い出したら、幼稚園のお友達よりも風邪を引かなくなった」という意見は大変良く聞かれます。

社会性が身に着く

体操教室は、グループ指導がほとんどです。

同年代の子供たちと一緒に運動を習う中で、「並んで順番を待つ」、「着替えたものを自分の棚に入れる」、「お友達をサポートする」、「はじめとおわりのあいさつをする」など、基本的な社会性を身に着けることができます

体操教室の中には、この社会性を重視しているところも多く、「礼儀を身に着けさせる」という指導方針を掲げているスクールもいくつもあります

関連記事幼児の運動によって期待できる効果は?年齢別の運動方法は?

体操教室にはいつから通わせることができるの?

体操の先生

体操教室が受け入れを始める年齢は3歳前後がほとんどです。けれど、親同伴であれば1歳未満から受け入れを行っているスクールも増えてきました。

一人で練習に参加できるのは3歳前後から

ある程度言葉によるコミュニケーションがとれること、またトイレトレーニングなど基本的な生活指導ができていることなどが、一人で練習に参加できる条件となってくる体操教室がほとんどです。

そのため、受け入れ開始の年齢は3歳前後に設定しているスクールが最も多いといえるでしょう。

3歳前後になれば、基礎的な運動能力がつき始めてくる頃です。

「運動能力の発達に最も効果のある時期」とされている「ゴールデンエイジ」も3歳頃からですので、スポーツ教育上でも最も良い年齢であると言えます。

親子でなら1歳未満で受け入れている教室も

「親子スクール」などの名前で5~6ヶ月のベビーから受け入れを始めている体操教室も最近増えてきました。

「親子スクール」では、親が子供と体操教室に通い、一緒にさまざまな運動を行います。運動能力を育てる、というよりは、親子のスキンシップの場としての効果が期待できます。

子供の運動を親がサポートする中で、子供に触れたり、励ましの言葉をかけたりする機会をたくさん持つことができますので、子供の情緒が安定し、落ち着いた元気な子に育つことが多いと考えられています。

実際、親子で体操教室に通うようになったら、癇癪(かんしゃく)を起したり、夜泣きしたりする回数が格段に減ったという赤ちゃんも多くいます。

関連記事子供(幼児・低学年)におすすめ!スポーツ系の習い事ランキング

体操教室に通わせることでかかる費用は?

お金

体操教室は、スポーツ系の習い事の中では比較的安い費用で済みます。ただ、月謝の他に保険料などがかかる場合がほとんどです。

平均的な月謝

週1回、1~2時間で5000円~8000円程度が平均的な月謝であるといえるでしょう。

幼稚園の中では、課外授業として園内の施設を使って体操教室を開いているところも多くあります。

園内教室の場合は、2000円~3000円程度で教えてくれるところもあります。全体的に見ても、外部の教室より安く設定されているところがほとんどです。

月謝の他にかかる費用

保険代

体操教室ではケガの心配がありますので、保険加入がほぼ必須となってきます。

保険料は教室によってまちまちですが、毎月500円程度から、高くても2000円程度までのところがほとんどです。

ユニフォーム代

指定のユニフォームが用意されているところでは、ユニフォーム代も別途必要となります。

子供は成長がはやいため、ユニフォームを買い替える回数も多く、「思ったよりお金がかかった」というママもいます。

同じお教室に通っている年上の子からユニフォームを譲ってもらい、代わりに我が子のユニフォームを年下の別な子にあげてしのいでいる、という意見も聞きます。

ユニフォーム代に関しては、工夫して上手に費用を抑えたいところですね。

合宿代

多くはありませんが、夏季に合宿などを行っている教室では合宿代の用意も必要です。

まとめ

いかがだったでしょうか?今回の内容をまとめると、以下のようになります。

  1. 幼児のうちから体操教室に通わせると、「さまざまな運動を体験できる」、「身体が強くなる」、「社会性が身につく」などの良い効果がある。
  2. 体操教室は「一人でなら3歳前後から」、「親子でなら生後数ヶ月から」通うことができる。
  3. 体操教室の月謝は週1回のレッスンで月5000円~8000円程度であり、別途保険料やユニフォーム代がかかる。

体操教室は、幼児のうちから通わせるには最適の習い事であると言えるでしょう。ぜひ、楽しくレッスンできると良いですね。

お子さんの栄養面が気になっている親御さんへ

→ 子供の成長期におすすめサプリの選び方&人気商品ランキング

注目記事産後の腱鞘炎っていつ治る?病院での治し方は?痛みを和らげる対策法

タイトルとURLをコピーしました