大人数のことを、時々「おとなかず」という表現を耳にしますが、実際のところ、この読み方は正しいのでしょうか?
今回は、そんな疑問に答えるべく、「おとなかず」という言葉の本当の意味と、適切な使用法を解説していきます。
正しくは「おおにんずう」と読みます
大人数の読み方について、正確は「おおにんずう」と読むのが一般的です。
「おとなかず」というのは明らかな読み違いであり、辞書でそのような読み方を見つけることはできません。
もし身の回りで誰かが「おとなかず」と誤読している場合は、やさしく正しい読み方を教えてあげましょう。
「大人数」を「おとなかず」って読んじゃうクセを直したい
— ぴよすけ (@Piyos_K) October 28, 2010
大人数のことをいままで おとなかず って読んでたし変換してた。はっずかしーわ (〃゚д゚〃)
— MAKO (@heart_maron) June 6, 2013
確かに、反射的に「おとなかず」と読んでしまうのもわかるような気がします。
「だいにんずう」と読むのも誤りです
大人数を「おおにんずう」の代わりに「だいにんずう」と読んでしまう方もいらっしゃるでしょう。
しかし、これも正確な読み方ではありません。
にもかかわらず、この誤った読み方はある程度理解されやすいため、広く用いられている傾向にあります。
大学の1回生の時に「大人数」の読み方を「だいにんずう」と「おおにんずう」どちらが正しいのかと聞かれた先生が「使ってる人の多い方が正しい、というか正しくなっていくんだ」と答えたのを聞いた時の衝撃は忘れられない。
あれで「正しい日本語」って、不確かなんだと知ったなぁ。— ウカ (@BlueDbzj) February 20, 2015
数十年後には、もしかすると、「だいにんずう」が正しい日本語になってるかもしれませんね(笑)
まとめ
大人数の読み方については、「おとなかず」という発音は誤りで、「おおにんずう」が正しい発音です。