スマートフォンのゲームの普及に伴い、様々な専門用語が生まれています。
「2凸」「完凸」「無凸」「限凸」といった言葉もその一部ですが、これらの意味や読み方を知らない方も少なくありません。
これらの言葉は主にゲーム内のキャラクターの強化に関連して使われますが、具体的にどのような意味を持つのでしょうか?
ここでは、それぞれの言葉について詳しく説明します。
スマホゲームにおける2凸、完凸、無凸、限凸の意味
「凸」という文字は「とつ」と読みます。
したがって、2凸は「にとつ」、完凸は「かんとつ」、無凸は「むとつ」、限凸は「げんとつ」と読むことになります。
これらの用語は、スマホゲームにおいてキャラクターの能力を限界まで強化することを指します。
限凸システムの概要
限界突破の事で、具体的には同じキャラクターを重ねたり、特定のアイテムを使用してキャラクターの能力上限を高めるシステムを指しています。
課金と限凸の関係
このシステムは、課金を通じてキャラクターを強化しやすくするため、多くの課金をするほどゲームを有利に進められます。
しかし、無償のアイテムやイベント報酬を利用して同じ効果を得ることができるゲームも存在します。
2凸、完凸、無凸の定義
一般的に、キャラクターが2回強化された状態は「2凸」と呼ばれます。
最大限まで強化されたキャラクターは「完凸」と言われ、これ以上の強化が不可能な状態です。
一方で、強化されていないキャラクターは「無凸」と呼ばれます。
完凸と無凸のキャラクターは、レベルや装備によって大きく能力値が異なります。
スマートフォンゲームにおける「限凸」システムは、ゲームによって達成の難易度や上限回数、能力値の上昇幅が異なり、ゲームの進行に大きく影響します。
プレイヤーはこれらの点に注意してゲームを進める必要があります。
例えば、「原神」では、凸は「命ノ星座」の事を指し、各キャラクターの限凸は最大6回まで可能です。
既に持っているキャラクターを再び獲得すると、凸素材が手に入る仕組みです。
一方で、「ウマ娘」では、サポートカードを重ねることで、同一キャラクターを最大4回(同じサポートカードが5枚必要)まで凸でき、そのキャラクターの能力上限を高めることができます。
限凸システムの適用方法
一部のゲームでは、特定のアイテムを用いて限凸を行うシステムが採用されており、これらのアイテムは同じレアリティのキャラクター間で共通して使用できるケースが多いです。
また、完凸を達成するためには、同じキャラクターを複数回獲得する必要があるゲームも存在します。
限凸の戦略と注意点
限凸用のアイテムが使えるか、またガチャのレアリティ排出率が高いかどうかによって、完凸の難易度は異なります。
この設計は無課金プレイヤーにも優しく、課金プレイヤーには少ない投資での強化が可能となる利点を持っています。
しかし、限凸が同一キャラクターのみに限定されるゲームでは、完凸までの道のりが非常に険しいものとなります。
このため、プレイする際は、ゲームによる配布アイテムの量やガチャの仕組みに留意し、限凸の実施を慎重に判断することが重要です。