風船を膨らませるのが苦手な方でも、簡単にできる方法があります。
風船はパーティーやイベントでの装飾に欠かせず、子供の遊びや保育でも頻繁に使われますが、風船を膨らませるのが難しいと感じる人は多いです。
特に口で膨らませると、頬が痛くなることや息苦しさを感じることがありますね。
しかし、いくつかの簡単なコツを掴むことで、大人も子どもも手軽に風船を膨らませることが可能です。
ここでは、風船を膨らませるコツとその手順を解説します。
また、役立つ製品もいくつかご紹介しますので、参考にしてみてください。
風船を手軽に膨らませるコツ
それでは、風船を簡単に膨らませるためのコツと具体的な手順についてご紹介します。
風船を膨らませるためのシンプルなテクニック
風船を膨らませる際のポイントは、以下の3つです。
- 風船を事前に伸ばしておく
- 頬を膨らませずに息を吹き込む
- 「す」の発音の口の形を利用して息を吹き込む
各ポイントを詳しく見ていきましょう。
風船を事前に伸ばす
風船をそのまま膨らませると硬くて大変です。
まず、風船を手で伸ばして柔らかくしましょう。
これにより膨らませやすくなりますが、伸ばし過ぎには注意が必要です。
頬を膨らませずに息を吹き込む
力強く膨らませようとすると頬が膨らみがちですが、それが息苦しさの原因に。
お腹から息を吹き込む腹式呼吸を意識することで、酸欠を防ぐことができます。
「す」の発音の口の形で息を吹き込む
腹式呼吸が難しい場合は、「す」と発音する時の口の形を作ると良いでしょう。
これにより、無理なく風船を膨らませることができます。
風船を膨らませる手順
風船を上手く膨らませるためには、どのようにすれば良いのでしょうか。
ここでその具体的な手順をご紹介します。
- 風船の先端から1センチほどの部分を親指と人差し指でつまむ。
- つまんだ部分を口に近づけ、深く息を吸う。
- 口をきちんと閉じて空気漏れを防ぎ、頬を膨らませずに息を吹き込む。
- 風船が適度に膨らんだら、息を吹き込むのをやめる。
- 風船の口と膨らんだ部分をつまんで、しっかり結ぶ。
これらのステップに沿って、冒頭で紹介したコツを念頭に置いて行ってみてください。
特に始めの一息が肝心です。
上手くいけば、その後は楽に膨らませることができます。
大人になって風船を膨らませるのが難しくなる原因
子供の頃は簡単に風船を膨らませられたのに、大人になると難しくなると感じることはありませんか?
子供に風船の膨らませ方を教えようとしても、うまくいかないこともあるでしょう。
この背景には、主に口周りの筋肉、特に口輪筋の衰えが考えられます。
口輪筋は幼少期に母乳を飲むことで発達しますが、年齢とともに徐々に衰えてしまうものです。
また、新型コロナウイルス感染症の影響で長期間マスクを着用することが増え、それが影響している場合もあります。
マスクをすることで呼吸がしづらくなり、無意識のうちに口呼吸になることが多く、結果として口周りの筋肉が弱まることがあります。
こういった筋肉の衰えが、風船を膨らませる際に必要な力が低下し、難しくなってしまう一因となっているのです。
風船を簡単に膨らませる便利なグッズ
風船を膨らませるコツを覚えても、多くの風船を膨らませるのはなかなかの労力です。
そんな時、便利なグッズを使えば、風船の伸ばし作業も省け、簡単に膨らませることができます。
ここでは、風船を手軽に膨らませるためのおすすめ商品をいくつかご紹介します。
手動ポンプとフットポンプタイプの風船ポンプ
手動ポンプやフットポンプタイプの風船ポンプは、100円ショップで簡単に手に入れることができます。
ノズルに風船を取り付け、レバーを前後に動かして空気を送るタイプ。
ノズルに風船を取り付け、ペダルを踏んで空気を送るタイプ。
どちらも使い勝手が良く、子どもたちも手伝いやすいです。
手間なく風船を膨らませることができるため、とても便利です!
電動ポンプ
電動ポンプは、自動で風船を膨らませることが可能なアイテムです。
価格は1,000円から5,000円程で、多量の風船を短時間で膨らませることができます。
特に保育施設や大きなイベントでの使用に最適です。
まとめ
今回は、風船を簡単に膨らませる方法と役立つアイテムについてご紹介しました。
風船を膨らませるのが難しい理由も理解すれば、風船を膨らませることに対する抵抗感も軽減されるでしょう。
様々な場面で活躍する風船を、この情報を参考にして手軽に膨らませてみてください。