夏のレジャーの代表、海水浴。水着選びや日焼け対策に追われがちですが、ビーチで快適に過ごすためのパラソルやテントも重要アイテムです。
ほとんどの海水浴場でレンタルもしていますが、何度も使うなら絶対に購入した方がお得です。
しかし、日常的に使うものではないので、いざ選ぼうと思っても迷ってしまいがち。
何をポイントに選べばいいのか?どんな違いがあるのか?それを知らないと、せっかく購入しても失敗してしまうケースがあります。
今回はビーチテントをメインに、パラソルとの違いや、知っておきたい基礎知識をご紹介します。
本格的な夏が来る前に、お気に入りのテントを見つけてみてください!
海水浴でテントとパラソルおすすめはどっち?
海水浴は夏の醍醐味の一つですが、持ち物を揃えたり、準備をしたりするのに悩むことも多いかと思います。
特に日差し対策の重要性が叫ばれる昨今は、ビーチでの日陰づくりは必須。
昔はビーチパラソルが主流でしたが、最近はビーチテントもメジャーになっています。
それぞれのメリット・デメリットを紹介しますので、選ぶ際の参考にしてください。
ビーチパラソル
昔から、海と言えば「パラソル」!ですが、デメリットも多いのが正直なところ。
見た目の可愛さは抜群ですが、機能面でのメリット・デメリットもよく確認してください。
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[su_service title=”メリット” icon=”icon: thumbs-up” icon_color=”#466af9″ size=”20″][/su_service]
- 設置・撤収が簡単
- メンテナンスに手間がかからない
[su_service title=”デメリット” icon=”icon: thumbs-down” icon_color=”#f94657″ size=”20″][/su_service]
- 風の抵抗に弱い
- 砂が防げない
- 日陰の範囲が狭い
- 持ち運びしずらい
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ビーチテント
続いてビーチテント。キャンプテントよりも、軽く、設置しやすく開発されています。
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[su_service title=”メリット” icon=”icon: thumbs-up” icon_color=”#466af9″ size=”20″][/su_service]
- 広範囲に日陰を作る
- 風の抵抗に強い
- 砂除けになる
- 小さく畳めて持ち運びが楽
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- 設置・撤収に手間がかかる(ポップアップ式は設置も簡単)
- しっかり洗って乾かすなど、使用後のメンテナンスに手間がかかる
- ビーチで場所を取る
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ビーチテントの方がおすすめ
パラソルの方が何となく「海にきた」というイメージが強いですが、総体的にみるとテントの方がメリットが多いです。
設置に手間のかかるタイプもありますが、最近はポップアップやワンタッチなど、簡単に設置できるタイプも登場しています。
テントの方が完全な日陰を作ってくれて、荷物が砂で汚れることもなく、快適に過ごすことができます。
どうしてもパラソルにこだわりたい場合は、直径が2メートル以上の大きなものを選ぶようにしてください。
また設置の際は、しっかりと穴を掘ってポールを固定し、風の抵抗を少なくするために傘の位置を低めにするこをおすすめします。
海水浴に使うテントの選び方は?
いざビーチテントを購入しようと思っても、種類が多過ぎて迷ってしまいますよね。
たくさんの商品がある中で、自分に合ったテントを選ぶためのポイントをご紹介します。
価格よりも性能と強度を重視すること
アウトドアグッズ全般に言えることですが、日用品と違って価格と性能は比例しています。
必要のない性能のついた高額テントが良いとは言いませんが、激安のテントは激安の価値しかないというケースがほとんどです。
とくにお子さんも一緒に使用する場合は、風で飛ばされたり、劣化して破損したりすると大怪我に繋がる危険があります。
なので価格を最優先にして選ぶことは厳禁です。
海外ブランドは日本向けに作られたものがおすすめ
アウトドアブランドは国内ブランドよりも海外ブランドの方が圧倒的に多いです。
性能が充実している海外ブランドも多いのですが、日本と海外では気候も人間の腕力も大きく異なります。
海外ブランドはやはり、その国、その人種に最も合った性能を備えています。日本人には日本向けに製造されたものが最も適していると言えます。
アウトドア初心者の方が海外ブランドを選ぶ場合は、「~ジャパン」と表記されている、日本向けに製造されたものを選ぶとより安心です。
サイズ
テントのサイズは〇人用という表記が多いです。テントに荷物だけを入れる場合は1~2人用のもので充分ですが、休憩を想定する場合は利用人数プラス1人分の余裕があると安心です。
夏は何かと荷物が多いので、荷物を置いても充分に人が入れるスペースを確保できるようにしておきましょう。
また、車で運ぶのか、自転車や手持ちで移動するのかによって折り畳んだときのサイズも重要です。
畳んだ状態でのサイズ感も確認した上で選びましょう。
重量
重量は3kgを基準に考えてください。3㎏を超えると、女性一人では持ち運びが厳しくなります。
女性一人でも無理なく運ぶためには、2㎏以内の商品を選ぶと安心です。
素材
ビーチテントの素材はほぼ100%ポリエステルです。更に側面にメッシュ加工が施してあると、風通しが良くなり快適です。
キャンプ用だとコットンテントもありますが、海水と風と砂に晒されるビーチではコットン素材のテントはおすすめできません。
ポリエステル素材の中で、下記の加工がしてあるとより安心です。
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- UV加工
- 遮熱加工
- 撥水加工
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テントタイプ
ビーチテントには主に下記の3種類があります。使用の目的を明確にして、テントタイプを選ぶようにしましょう。
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[su_service title=”着替え用テント” icon=”icon: arrow-circle-right” icon_color=”#1baca4″ size=”20″][/su_service]
縦長の作りで、一人が立ってギリギリのサイズです。ビーチで着替えたり、荷物を置いたりするだけの場合に使用します。
[su_service title=”サンシェードテント” icon=”icon: arrow-circle-right” icon_color=”#1baca4″ size=”20″][/su_service]
最もポピュラーなビーチテントで、サイズ感が幅広いです。
大きなテントでも、小さく折り畳むことができるので持ち運びが楽です。日除けや休憩に使用する場合に活躍します。
[su_service title=”フルクローズテント” icon=”icon: arrow-circle-right” icon_color=”#1baca4″ size=”20″][/su_service]
サンシェードテントの開口部を全て閉じることができるタイプのテントです。
個室の代わりになるので、着替えや休憩はもちろんのこと、宿泊も可能です。
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設置方法
ビーチテントはキャンプテントよりも設置が簡単にできるように設計されています。
強度を重視した本格的なテントは設置に時間がかかりますが、女性一人でも難なく設置できる簡易タイプのテントも種類豊富です。
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[su_service title=”ポップアップテント” icon=”icon: arrow-circle-right” icon_color=”#1baca4″ size=”20″][/su_service]
形状記憶のフレームを使用しているので、収納袋から出して投げるだけで「ポン!」とテントが完成します。
持ち運びもしやすく、設置と撤収が一番楽なタイプです。
[su_service title=”ワンタッチテント” icon=”icon: arrow-circle-right” icon_color=”#1baca4″ size=”20″][/su_service]
傘のような仕組みで、ジョイント部分を引っ張るだけでテントが開いて完成します。
ポップアップよりは少し手間がかかりますが、一人でも難なく設置できます。
[su_service title=”ポールで設営するタイプ” icon=”icon: arrow-circle-right” icon_color=”#1baca4″ size=”20″][/su_service]
キャンプテントと同様に、ポールを組み立ててからシェードを張るタイプのテントです。
強度は抜群ですが、設営に手間がかかるので初心者向きではありません。
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海水浴に使うテントでおすすめは?
機能性とデザイン性を兼ね備えたおすすめのビーチテントを、シーン別にご紹介します。
価格、ビジュアル、使い勝手を天秤にかけて、お気に入りのテントを見つけてください。
着替え用テント
サンシェードやフルクローズに比べると取扱数が少ない着替え用テント。
機能面での差はあまりないので、デザインやサイズ感が決め手となります。
[su_service title=”コールマン エンクロージャー” icon=”icon: hand-o-right” icon_color=”#61a5fd” size=”20″][/su_service]
出典:amazon.co.jp
アウトドアの大人気ブランドコールマン。優しいブルーに、白いレースのような模様が上品な印象を与えてくれます。
着替えることに特化しているので、シャワーを吊り下げられるループと足を濡らさないシートが標準装備。
畳んだときの丸いフォルムもかわいいテントです。
[su_service title=”バンドック プライベートテントUV” icon=”icon: hand-o-right” icon_color=”#61a5fd” size=”20″][/su_service]
出典:amazon.co.jp
余計なものは排除して、必要な機能だけを充実させたバンドックの着替え用テント。
裸足でも土足でも入れる仕組みはお子さんに優しく、小物入れやフックなども充実。
青一色の潔いデザインに、密かなファンの多い国内ブランドです。
手軽に日除けするサンシェードタイプ
海水浴で使用するのに最も人気があるタイプです。商品数が多いので、目移りしながら選ぶ喜びも味わえます。
[su_service title=”ノースイーグル ワンタッチサンシェード150″ icon=”icon: hand-o-right” icon_color=”#61a5fd” size=”20″][/su_service]
出典:amazon.co.jp
軽くて、ポップアップで、色鮮やかで、女性に嬉しい要素が詰まったノースイーグルのサンシェード。
価格も3,000円とコスパも充分で、アウトドア初心者も安心して購入できる商品。
紫外線カット加工も施されており、焼きたくない女性におすすめです。
[su_service title=”ミスティアイランド ワンタッチサンシェード” icon=”icon: hand-o-right” icon_color=”#61a5fd” size=”20″][/su_service]
出典:amazon.co.jp
高い遮熱性がポイントのクールトップシェード。
素材をシルバーコーティングすることで、未コーティングのテントよりも室温を10℃近くも下げてくれます。
パステルカラーの色合いも珍しく、スイーツのような可愛らしいデザインです。
着替えも休憩もできるフルクローズタイプ
海水浴に限らず、フェスやキャンプにも活用できます。
プライベート空間を求めるなら、このタイプがおすすめです。
[su_service title=”ロゴス ポップフルシェルター(ドット)” icon=”icon: hand-o-right” icon_color=”#61a5fd” size=”20″][/su_service]
出典:amazon.co.jp
国内ブランドとは思えないほどデザインがポップなロゴスのフルクローズテント。
フルクローズなのにポップアップという嬉しい仕様。
開口部が非常に大きいので、荷物の出し入れも楽にできます。
何と言っても女性の心をくすぐる個性的なドット柄と、淡い色合いがオシャレ。
[su_service title=”ドッペルギャンガー ワイドビーチテント” icon=”icon: hand-o-right” icon_color=”#61a5fd” size=”20″][/su_service]
出典:amazon.co.jp
大人5~6人が入れる大型ワンタッチテント。サイズが大きいですが、国内ブランドなので日本人に扱いやすい仕様になっています。
サイドはフルクローズにもできるし、大型のメッシュ窓にもなります。その他、サンドポケットや浮き輪を固定するストラップなど機能面も充実。
オープン価格なので確認してからの購入になりますが、大きなテントを探している人には嬉しい商品です。
まとめ
ビーチテントの魅力、伝わりましたか?ビーチは特殊な環境なので、必ずビーチ用のテントを選ぶようにしてください。
ビーチテントをキャンプやピクニックなどの他のレジャーに活用することは可能ですが、キャンプ用テントはビーチには向きません。
また、満潮のときでも海水に漬からない場所に設置することも必須です。
日差しを防げること、風や砂に強いこと、そして女性ならやはり気に入ったデザインであることが重要です。
アウトドアブームに乗ってたくさんのビーチテントが展開されているので、納得のいくまで選んでみてください。