Wordの代わりになる1文字フォントが使える無料ソフトを紹介

Wordの代わりになる1文字フォントが使える無料ソフトを紹介 インターネット

1文字単位のフォント変更ができる「Word」が私のパソコンには入っていないことから、いくらくらいするのか調べてみると、マイクロソフトの「Office」シリーズは個人ユーザー向けのライセンスは約30,000円と高価です。

そこで「Word」の代わりになる無料ソフトがないか調べてみたところ、Microsoft 365というオンラインツールにある「Word」だと無料で利用でき、1文字単位でフォントの変更もできるのですが、ツール内に内蔵されているフォント以外は使えません。

なので、グリフウィキの1文字フォントや「IPAmj明朝フォント」が使えないので却下。

googleドキュメントはフォントの追加はできるのですが、Googleが提供しているフォントのみを追加できる仕様なので、こちらも残念ながら却下。

そしてようやく「Word」の代わりになって、グリフウィキの1文字フォントや「IPAmj明朝フォント」が使えるフリーソフトを見つけましたので、ご紹介したいと思います。

これらの代替ソフトはMicrosoft Officeと互換性があり、作成したファイルを正規版Officeで開くことも可能です。

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「Word」の代わりになる無料ソフト

Libre Office(リブレオフィス)

Libre Officeは2010年にOpenOfficeから派生し、開発されたOffice互換のソフトウェアです。

ユーザーからの評価が高く、積極的な開発が続けられています。

このソフトウェアは、Open Officeと同様の基本機能を提供しており、「Word」の代わりになるWriter(ライター)が入っています。

またCalc(カルク)、Impress(インプレス)に加えて、Chartsといった独自のグラフ作成ツールも備えています。

Writer(ライター)を使ってみたところ、グリフウィキの1文字フォントと「IPAmj明朝フォント」の両方とも問題なく旧字や異体字が表示されました

Libre Office Writerの使用状況

Libre OfficeはMicrosoft Officeと高い互換性を持ち、共有や協働の際もスムーズに利用できます。

インターフェースがMicrosoft Officeに似ているため、Microsoftの製品に慣れている人にとっては非常に使いやすいです。

そのため、互換性を重視するユーザーに特におすすめのソフトウェアです。

ちなみに私が使用しているのは、Libre Office7.6.6という少し古いバージョンになります。

Libre Officeのバージョン

Libre Office(リブレオフィス)の公式サイトはコチラ

Open Office(オープンオフィス)

長い歴史を持つこのフリーソフトウェアは、2002年に正式にリリースされて以来、市場で広く採用されています。

OpenOfficeは、無料のOffice互換ソフトウェアの発展に大きく寄与し、日本国内では自治体や官公庁にも多く導入されています。

このソフトウェアには、「Word」の代わりになるWriter(ライター)という文章作成ソフトが入っています。

また、Writer(ライター)以外に、表計算のCalc(カルク)、プレゼンテーションのImpress(インプレス)など、Microsoft Officeに匹敵する機能が備わっています。

Writer(ライター)を使ってみたところ、グリフウィキの1文字フォントは異体字が表示されましたが、なぜか「IPAmj明朝フォント」のいくつかの異体字は文字化けして使えませんでした

Open Office Writerの使用状況

設定など変えると使えるのかもしれませんが、ちょっとわからなかったので、私はLibre OfficeのWriterを主に使っています。

Open Office(オープンオフィス)の公式サイトはコチラ

まとめ

有料の「Word」の代わり利用できる無料のフリーソフトウェアを紹介しました。

昔は文章作成に「Word」がよく使われていましたが、最近では無料で利用できるソフトも登場しており、Microsoft Officeの機能を十分に補完することができます。

特にLibre OfficeのWriterであれば、グリフウィキの1文字フォントと「IPAmj明朝フォント」の両方とも使えましたので、旧字や異体字を表示させたい方におすすめです。

Libre OfficeのWriterは無料で利用できるため、パソコンに「Word」が入っていない方は、ぜひ試してみてみださい。