軽くて薄い荷物を送る際に便利なゆうパケットは、全国一律のリーズナブルな料金で利用できます。
日曜や祝日も配達可能で、ポストに投函できる利便性から、オークションやフリマアプリでの商品配送にもよく用いられています。
しかし、ゆうパケットが確実に届いたかや、配達にかかる時間がどのくらいなのかという不安が生じることがあります。
そこで、この便利なゆうパケットの荷物追跡の仕方や、万が一追跡できない場合の対応策、そして配送期間についても詳しくご紹介します。
追跡サービスを活用して、荷物の到着を安心して待ちましょう。
ゆうパケットの荷物追跡の手順
荷物の受け取りを待つ人だけでなく、送り主も送った荷物の現在の状況を知りたいものです。
そんな時は、オンラインで提供されている『追跡サービス』が大変便利です。
インターネットを使って、いつでもどこでも荷物の配達状況をチェックできます。
追跡方法を簡単に説明すると以下の通りです。
1.荷物の『追跡番号』の準備。
⇒専用の宛名シールに印字されている12桁の番号(例: 1234-5678-9000)。
2.郵便公式ウェブサイトの『個別番号検索』ページを開き、追跡番号を入力して「追跡開始」ボタンをクリック。
この2つのステップを踏めば、簡単に荷物の追跡が可能です。
追跡開始ボタンをクリックすると、新しいページに移動し、そこで配達状況の詳細がわかります。
郵便配達の現在状況の確認方法
郵便の追跡システムを使うと、ゆうパケットの現在の進捗状況が以下のように確認可能です。
- 引受
- 到着
- 持ち出し中
- お届け先にお届け済み
それぞれの進捗状況の意味を把握することで、ゆうパケットの配達状況を正確に理解することができます。
集荷が完了した場合
「引受」と表示されるのは、ゆうパケットが郵便局に到着したことを意味します。
追跡画面では、受付された日時や担当する郵便局、郵便番号、都道府県名などの情報が確認できます。
- 受付された日時
- 担当する郵便局・郵便番号
- 都道府県名など
このステータスが表示されている時点では、ゆうパケットは郵便局に到着したばかりで、まだ宛先の郵便受けには届いていません。
この情報は、ゆうパケットが確実に郵便局に届けられたことの証となり、送付に関するトラブルを防ぐ手助けになります。
宛先局に到着した場合
「到着」と表示されると、ゆうパケットが宛先の郵便局に届いたことを意味します。
追跡画面では、到着した日時や担当する郵便局、郵便番号、都道府県名などの情報が見られます。
- 到着した日時
- 担当する郵便局・郵便番号
- 都道府県名など
ただし、「宛先局に到着」と表示されても、まだ宛先への配達は完了していません。
この時点では、ゆうパケットは郵便局内に保管され、配達の準備が進められています。
配送途中の場合
ゆうパケットが配送郵便局から配達員に渡されると、追跡画面のステータスは「持ち出し中」に変わります。
「持ち出し中」とは、配達員がゆうパケットを配達車やバイクに積んで、現在配達を行っている状態を指します。
追跡画面には、配送日、担当する郵便局、郵便番号、都道府県名などが表示されます。
- 配送日
- 担当する郵便局・郵便番号
- 都道府県名など
この状態の表示がされると、ゆうパケットがすぐに届くと期待されがちですが、配達にはその日の配送ルートやゆうパケットの量によって時間がかかることがあります。
配達の具体的な時間が気になる場合は、追跡画面に表示された情報をもとに、関連する郵便局に問い合わせてみると良いでしょう。
配達が完了した時のステータス
ゆうパケットが宛先へ届いたとき、追跡システムではステータスが「持ち出し中」から「お届け先にお届け済み」に変わります。
この表示は、ゆうパケットが無事に宛先に届いたことを意味します。
追跡ページには、配達完了の日時、担当した郵便局の情報、郵便番号、都道府県名などが示されます。
- 配達完了日時
- 担当した郵便局・郵便番号
- 都道府県名など
「お届け先にお届け済み」と表示されていれば、送られたゆうパケットが宛先に正しく届いたことが分かります。
郵便受けに入らない、受取人不在時の処理
郵便受けの大きさが小さいなどの理由で、ゆうパケットが直接配達されない場合や、受取人が不在だった場合には、ゆうパケットは郵便局に持ち戻されます。
その際、追跡画面上では「保管」というステータスが表示されます。
日本郵政公式ウェブサイトによると、受取人が不在の際のゆうパケットの保管期間は通常7日間で、その後は差出人へ返送されることになります。
受取人不在時のゆうパケット保管期間:7日間
※保管期限を超えると差出人へ返送
「保管」と表示された場合、できるだけ早く郵便局に連絡して、再配達の手続きを行うことが推奨されます。
ゆうパケットの追跡情報が表示されない理由
「追跡番号を入力しても、情報が出てこない…」という状況に直面することがあります。
特に、ゆうパケットをポストに投函した後、追跡番号を使って情報を確認しようとしても、情報が表示されないことがあります。
この場合、検索結果画面には「追跡番号が見つかりません」というメッセージが出ることがありますが、その理由を解説します。
入力ミスや通知ミスの可能性
「追跡番号が見つかりません」と表示された場合、まず疑うべきは追跡番号の入力ミスです。
特に、スマートフォンなど小さい画面で操作しているときには、誤って間違った番号を入力してしまう可能性があります。
追跡番号を入力する際は、正確に入力されているかを再確認し、必要であれば再度検索を行いましょう。
また、受取人が差出人から受け取った追跡番号に間違いがある場合もあります。
この場合、差出人に連絡を取り、追跡番号が正しいか再確認することが重要です。
ポスト投函後の追跡情報反映に時間が必要
ゆうパケットをポストに投函した直後から追跡サービスを利用することはできません。
まず、ゆうパケットはポストから集荷されて集配郵便局に搬送される必要があります。
集配郵便局でバーコードがスキャンされ、初めて追跡情報がシステム上に反映されます。
したがって、ゆうパケットが集配郵便局に到着する前に追跡サービスを使用すると、「追跡番号が見つかりません」というメッセージが表示されることがあります。
日本郵政公式ウェブサイトによると、追跡情報が反映されるまでには時間がかかるため、少し待ってから再度追跡を試すことをお勧めしています。
荷物を配送された当日の場合
追跡サービスに最新情報が反映されるまでに多少のお時間がかかります。もうしばらく経ってから追跡サービスをご利用ください。
追跡サービスの利用を検討している場合は、ゆうパケットをポストに投函してからしばらく経過してから試すことが望ましいです。
また、追跡が可能になるタイミングを知るために、事前にポストの集荷時間を確認すると良いでしょう。
投函後1日以上経っても追跡ができない場合
ゆうパケットをポストに投函してから1日以上が経過しても、もし追跡情報が表示されない場合は、手元に追跡番号を用意し、そのゆうパケットを投函したポストを担当する集配郵便局に直接問い合わせることが効果的です。
投函から1日以上経過しても追跡できない場合:郵便局へ直接問い合わせ
※追跡番号の提示が必要
日本郵政公式ホームページでも、追跡情報が見つからない場合の対応策として次のような指示があります。
荷物を発送された翌日以降の場合
お荷物のラベル控え、なければお荷物番号(追跡番号)をご用意のうえ、お荷物を差し出された住所の最寄りの郵便局へお問い合わせください。
配送中のトラブルや事故が起こっている可能性も考えられるため、追跡情報が確認できない場合は、速やかに最寄りの郵便局へ連絡を取ることが重要です。
最寄りの郵便局の情報は、日本郵政公式ホームページで検索することができます。
追跡情報が得られない際には、積極的に郵便局に問い合わせを行いましょう。
ゆうパケットの配送に掛かる日数
追跡機能付きのゆうパケットを利用する際、配送にかかる時間がどれくらいなのかは一般的な疑問です。
ゆうパケットの配送日数を事前に知っておくと、ゆうパケットを送る時も受け取る時も、どのくらいで届くかのおおよその予定が立てられるため、非常に便利です。
それでは、どのくらいの時間で配送されるのか、配送日数の目安を見ていきましょう。
通常の配送日数は1~2日程度
『日本郵政公式ホームページ』によれば、一般的な郵便配送は差出日の翌日から翌々日に到着することが多いです。
このサービスは日曜日や祝日も配達されるため、曜日にかかわらず1~2日後には届くと考えられます。
配送日数の目安:差出日の翌日から翌々日
※日曜日や祝日も配達される
ただし、ポストに投函した時間やゆうパケットが増える時期によっては、予定よりも時間がかかることがあるため、これはあくまで目安として考えましょう。
『日本郵政公式ホームページ』では、差出元と宛先の郵便番号を入力することで、配達の目安が分かるので、ぜひ活用してみてください。
投函時間が配送日数に与える影響
一般的に差出日の翌日から翌々日には配達されることが多いですが、ポストへの投函時間によって配送日数が延びることがあります。
それは、ポストごとに設定された集荷時間によって、投函時間がその日の集荷時間を過ぎると、翌日の差出として処理されるからです。
例えば、私の家の近くに設置されているポストの集荷時間は以下のようになっています。
平日:9:55、14:25、16:15、18:15
土曜:9:55、16:15、18:15
休日(日/祝日):10:25、14:25
日曜日の午後3時にポストへ投函した場合、その日の集荷が終了しているため、次の集荷は月曜日の朝となります。
その結果、実際の配達は火曜日以降になります。
日曜日午後3時投函 ⇒ 火曜日以降配達
※集荷が翌日の月曜日になるため
「今日中に投函すれば翌日か翌々日には届く」と考えると誤解を招く可能性があるので注意が必要です。
ゆうパケットを投函する際は、ポストの集荷時間を確認し、時間を考慮して投函することが大事です。
また、土日祝日は平日に比べて集荷回数が少なくなることもあるため、これも考慮する必要があります。
集荷時間を逃した場合は、郵便局やゆうゆう窓口が営業している日・祝日に直接差出すれば良いでしょう。
まとめ
ゆうパケットの追跡は、ゆうパケットに付けられた12桁の追跡番号を日本郵政のオンライン追跡システムに入力することで簡単に行うことができます。
追跡結果を表示する画面では、ゆうパケットが集配郵便局に届いた際の記録、宛先の郵便局に到達した記録、そして受取人の郵便受けに無事届けられたという記録が閲覧できます。
これにより、配送の進行状況をリアルタイムで追跡し、安心してゆうパケットの到着を待つことができます。
通常、郵便の配達には差し出しから1日から2日程度かかるとされています。
特にオンラインで商品を購入した場合、その配送状況を知るためには、この追跡サービスが大変役立ちます。
ただし、ゆうパケットを投函した直後では追跡情報がすぐには反映されないことが多いため、追跡を開始する際は、投函後しばらく時間を空けてから行うことが肝心です。
ポストへの投函直後ではなく、時間を適切に置いてから追跡を試みることを念頭に置きましょう。