ちょんちょんの記号の出し方は?パソコン・スマホでの入力方法

ちょんちょんの記号の出し方は?パソコン・スマホでの入力方法 雑学・豆知識

「〃(ちょんちょん)」という記号は、「上記と同じ」という使い方ができ、正式名称は「ノノ点」と呼ばれ、カタカナの「ノ」が二つ組み合わさった形をしています。

名簿やリストで同じ情報を繰り返し記入する必要がないときに、「ちょんちょん」と記述することで、手間を省くことができ、デジタルのスプレッドシートや文書にも適用可能です。

手書きでは簡単に使えますが、パソコンで使用する際には、どのように入力すれば出すことができるのかわかりにくいことがあります。

そこで今回は、パソコン(windows10やwindows11)やスマホ(iPhone)でこの記号をどのように表示するかを詳しく説明します。

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パソコンで「ちょんちょん」の記号を入力する方法

パソコン(windows10やwindows11)で「ちょんちょん」の記号を入力する方法は2つあります。

以下で、その方法について具体的に解説していきます。

単語変換で「ちょんちょん」の記号を入力する

「おなじ」、「どう」、「くりかえし」といった文字で変換することで、「ちょんちょん」の記号を入力することができます。

「おなじ」と入力すると「〃」が変換候補に表示される

ただし、「どう」は変換候補が多くて見つけにくく、「くりかえし」は文字数が多く手間がかかるため、「おなじ」での入力がおすすめです。

ちなみに「おなじ」と入力して変換される以下の記号は、「踊り字」や「繰り返し符号」などとよばれる記号でそれぞれ使い方が異なります。

記号 呼び方 使い方
平仮名繰返し記号 ひらがなを重ねるときに、2文字目以降に使う 学問のすすめ → 学問のすゝめ
平仮名繰返し記号(濁点) ひらがなが濁るときに、2文字目以降に使う。 すずしい → すゞしい
同上記号 同じ漢字を重ねるときに、2文字目以降に使う。 代代木 → 代々木
片仮名繰返し記号 カタカナを重ねるときに、2文字目以降に使う。 バナナ → バナヽ
片仮名繰返し記号(濁点) カタカナが濁るときに、2文字目以降に使う。 ハバネロ → ハヾネロ

文字コードで「ちょんちょん」の記号を入力する

「同じ」という意味を持つ「ちょんちょん」の記号を入力するのに、文字コードを使う方法もあります。

この方法は、特に変換が難しい旧字体や特殊な記号を入力する際に有効です。

以下にその手順を詳しく説明します。

文字コード:3003

「ちょんちょん」を入力する手順

今回試しにWindows10や11に入っているメモ帳で入力する手順を紹介します。

ステップ1

メモ帳を開いて、「ひらがな入力モード」で「3003」と入力して、「F5」キーを押します。

①「3003」と入力して「F5」キーを押す

ポイントは単語変換の時と同様に、「直接入力」モードである「英数字入力モード(A)」では変換が行えないため、「全角ひらがな入力モード(あ)」にして入力する必要があります。

ステップ2

文字コードに対応したソフトやアプリであれば、変換候補に【〃】が表示されますので、選択してクリックすれば入力できます。

変換候補に「〃」が表示される

スマホで「ちょんちょん」の記号を入力する方法

単語変換で「ちょんちょん」の記号を入力する

「おなじ」、「どう」といった文字で変換することで、「ちょんちょん」の記号を入力することができます。

「おなじ」と入力すると変換候補に「〃」が表示される

まとめ

パソコン(windows10やwindows11)やスマホ(iPhone)で「同じ」の意味を持つ「ちょんちょん」の記号を入力する方法は複数存在します。

パソコンでは、変換機能を使って「おなじ」、「どう」、「くりかえし」などの文字を入力することで変換候補から入力できます。

さらに、文字コードを使った入力方法も有用ですので、これらを覚えておくと何かと便利です。

スマホでは、変換機能を使って「おなじ」、「どう」の文字を入力することで変換候補から入力できます。