示(しめすへん)に右という漢字の入力・変換方法

示(しめすへん)に右という漢字の入力・変換方法 雑学・豆知識

「示」に「右」を重ねた字は、漢字「祐」の伝統的な表記であり、通常の打ち方では画面に表示させることができません。

普通、「祐」という文字は「ゆう」、「う」、または「たすく」と入力することにより、すぐに表示することができます。

では、この「示」と「右」を組み合わせた特殊な形は、どうやってパソコン上で再現することができるのでしょうか?

IMEパッドを利用しても、この特殊な形を出すことはできませんし、「ゆう」や「う」での変換を試みても表示されません。

ここでは、「示」に「右」を加えた漢字をパソコンで入力する方法についてご紹介します。

スポンサーリンク

「示」と「右」を組み合わせた漢字の入力方法

「示」の上に「右」を重ねた漢字は、「祐」の旧字体で、正式な「祐」の字形とみなされます。

この特殊な漢字は、現在のWindowsシステムでもキーボードから直接入力可能ですが、フォントによっては表示されないことがあります。

ほとんどのMSフォントでは問題なく表示されるはずです。

Word2010での入力方法

半角モードで「FA4F」と入力した後、AltキーとXキーを同時に押すことで、この漢字を表示させることができます。

文字コードの変換方法

一部の古字体や特殊な漢字は、直接キーボードから入力が困難です。

これらの文字は、特定の文字コードを使用して入力する方法があります。

「18924」と入力してから文字コードの変換を試みてください。

文字入力による変換方法

入力モードがひらがなの状態で、「FA4F(ふぁ4f)」と打ち込み、F5キーを押すと、目的の漢字に変換することが可能です。

フォント変更による表示方法

「祐」を入力し、Batang、BatangChe、Dotum、Gulimなどの韓国語フォントに変更すると、「示右」として表示されることがあります。

まとめ

漢字「祐」の旧字体である「示右」の入力と表示方法について詳しく解説しました。

一般的な入力方法では表現できないこの特殊な漢字を、文字コード入力やフォントの変更を駆使して、現代のデジタル環境でも正確に再現する方法をご紹介しました。

WindowsシステムやWordの特定のバージョンでの特殊なキー操作、そして適切なフォントの選択により、旧字体を含む多様な漢字をパソコン上で扱うことが可能となります。

この知識を活用して、日々の文書作成やコミュニケーションにおいて、より豊かな文字表現を追求していただければ幸いです。