お花見は誰もが楽しみにするイベントですが、思いの外、準備するものが多いものです。
当日慌てないためにも、幹事や子連れの方々にも役立つ、持ち物リストをご紹介します。
お花見で絶対に欠かせない9つのアイテム、さらに便利なアイテム、子連れのお花見に特に役立つものを順番にお伝えしていきます。
お花見に必須の9つのアイテム
お花見での場所確保から、楽しんだ後の片付けに至るまで、絶対に必要なアイテムを紹介します。
お花見用のお弁当と飲み物
お花見の醍醐味といえば、美味しい食べ物と飲み物です。
「花より団子」という言葉があるように、お花見弁当やおやつは欠かせません。
おすすめの食べ物は以下のようなものです。
- 自家製のお花見弁当
- スナックやお菓子
- おつまみ類
- 桜餅
- 団子
おすすめの飲み物は以下のようなものです。
- ビールや様々なアルコール飲料
- お茶
- ジュース
自家製お花見弁当を用意する場合
自分で作ったお弁当は、屋外で食べるとなお一層美味しく感じられます。
重要なのは「手軽に食べられること」「手が汚れないこと」「こぼれないこと」です。
手を汚さずに食べられるラップに包んだおにぎりが最適です。異なる種類のおにぎりを用意し、中身を当てる遊びも楽しいですね。
たこ焼き、唐揚げ、卵焼き、春巻き、ミートボール、ウインナーなど、みんなが手軽につまめるおかずがおすすめです。
カラフルなサラダは見た目にも良いですが、液体ドレッシングはこぼれやすいので注意が必要です。
最近では、粉末ドレッシングも人気です。ポテトサラダはドレッシング不要で便利ですね!
レジャーシートや段ボール(敷物)
お花見には欠かせないのがレジャーシートです。一般的にはブルーシートがよく使われますね。
また、段ボールも地面の凹凸を和らげるのに役立ちます。レジャーシートの下に敷くことで快適な座り心地を提供します。
段ボールはさらに以下のように利用できます。
- ゴミ箱代わり
- 場所取りの目印
最近では、より快適さを追求したクッション性のあるレジャーシートも市販されています。
ガムテープ・布テープ類
ブルーシートを接続したり、地面にしっかりと固定するためにはテープが必要です。
ガムテープは剥がれやすいため、「布テープ」がおすすめです。
ペンマーカー
大人数でお花見をする時、自分の紙コップがどれか分かりにくくなることがあります。
そんな時、マーカーで名前を書いておけばすぐに見つけられます。
メモを取るのにも使えるので、一本あると便利です。
ウェットティッシュ
食後の手をきれいにするために、ウェットティッシュはお花見の必需品です。
紙皿と紙コップ、使い捨ての箸とプラスチックスプーン
想定していたよりも多くの人が集まることもあるため、これらのアイテムを余分に用意しておくと良いでしょう。
ゴミ袋
お花見を楽しんだ後の片付けはとても大切です。
大きいサイズと小さいサイズのゴミ袋を用意し、割りばしなどが破れないようにするために袋を二重にするなどの工夫をしましょう。
また、燃えるゴミと燃えないゴミを分けるためにも、多めに持って行くと役立ちます。
携帯用トイレットペーパー
お花見のスポットは多くの人で混雑するため、公共トイレのトイレットペーパーが切れてしまうことも。
携帯用を持っていれば安心です。
小銭(100円玉・10円玉)
自動販売機を使う際には、釣銭切れの可能性もあるため、100円玉や10円玉などの小銭を持参すると便利です。
お花見におすすめの10の便利アイテム
お花見に必須ではないけれど、あると非常に便利なアイテムをご紹介します。
携帯椅子と折り畳みテーブル
地面に直接座るのが難しい方のために、携帯椅子が役立ちます。
また、折りたたみテーブルがあると、飲食物を安心して置くことができます。
クーラーボックスと保冷剤
お花見では、飲み物や食材を冷たく保つためにクーラーボックスと保冷剤が大活躍します。
保温ドリンク
お花見の際、保温ポットや魔法瓶に入れた温かなコーヒーやお茶があると、皆に喜ばれます。
予備のマスク
花粉や寒さ対策にもなるマスクは、予備を持っておくと自分や他の人にも役立ちます。
日焼け防止グッズ
春の強い日差しには、日焼けを防ぐための日傘や日焼け止めが必要です。
折りたたみ傘
春の天気は不安定なため、急な雨に備えて折りたたみ傘を持っていくと安心です。
ホッカイロとポケットカイロ
寒い日のお花見には、体を温めるホッカイロやポケットカイロが役立ちます。
特に靴下用カイロは足元の冷え対策に最適です。
バスタオルとひざ掛け
春のひんやりとした空気に対応するために、バスタオルやひざ掛けがあると便利です。
座布団代わりにもなり、快適さが増します。
カメラと三脚
お花見の美しい瞬間を残すために、カメラと三脚は欠かせません。みんなでの集合写真にもぴったりです。
ポータブルライト
夜間のお花見や片付けの際には、持ち運び可能なライトが重宝します。
小さな子どもとのお花見に便利な9つのアイテム
子どもと一緒のお花見は、荷物が多くて準備が大変かもしれませんが、その努力が子どもたちにとって忘れられない思い出となります。
子どもたちが楽しめるお花見をするために、事前に必要なアイテムを準備しましょう。
以下、赤ちゃんから3歳くらいの子どもとお花見に行く際に役立つアイテムをご紹介します。
外出用の赤ちゃんグッズ(オムツ、おしりふき、使い捨て袋など)
おむつは、いつもより2,3枚多めに持って行き、使用済みおむつ用のビニール袋も、おむつの数×3枚くらい持って行くといいと思います。
おつむは基本的に持ち帰りましょう。
子ども用の飲み物とおやつ
子どもや赤ちゃんが泣いたり、不機嫌になった時に役立つ、ジュースやおやつを持参しましょう。
替えの服
お花見の場所で子どもが水遊びを楽しむ可能性もあるため、着替えを用意しておくと安心です。
風邪をひかないためにも替えの服は重要です。
ベビーカーの活用
歩ける年齢の子供も、長時間歩くと疲れてしまうことがあります。
ベビーカーがあれば、子供も楽に過ごせますし、親も抱っこで疲れることがありません。
絆創膏と応急処置薬
お花見で元気に遊ぶ子供たちは、時には転んでしまうことも。そんな時に絆創膏や応急処置薬があると便利です。
お子様のための遊び道具
お花見で子供が退屈しないように、おもちゃやシャボン玉などの遊び道具を持参すると、屋外で楽しい時間を過ごすことができます。
ダイソーなどの100均に行くと、シャボン玉やちょっとしたおもちゃなども売っていますので、チェックしてみるといいかもしれません。
携帯用トイレ
急なトイレのニーズに対応できるように、携帯用トイレを用意しておくと便利です。
子供用迷子防止タグ
お花見の混雑した場所では子供が迷子になる可能性があります。
そこで、100円ショップで入手できる迷子防止タグを利用し、名前と親の連絡先を記入しておくと安心です。
健康保険証と乳幼児医療証の携帯
子供が急に体調を崩した時のために、健康保険証や乳幼児医療証を持っておくことをお忘れなく。
お花見時の服装と寒さ対策
お花見は春の楽しいイベントですが、実はこの季節の気温は意外と低めです。
気象庁の情報によると、東京や大阪では3月の平均気温が約9℃、最低気温が5℃、4月でも平均気温14℃、最低気温10℃程度です。
夜にお花見をする場合は特に、これらの気温を考慮して服装を選ぶ必要があります。
5℃は1月の寒さに匹敵するため、見た目は春らしくても体感はずっと寒いことが多いので風邪をひかないように気をつけましょう。
晴れた日でも、冬物の上着やダウンジャケットなどの暖かい服装を準備しておくと、寒さから身を守ることができます。
まとめ
お花見は春の楽しいイベントの一つですが、実際に外で過ごす時間が長いため、忘れ物をしてしまうと不便を感じることがあります。
この記事では、お花見に必要なアイテムを幹事さんや子連れの方々に向けて、実用的な持ち物リストとしてご紹介しました。
レジャーシートや食べ物、飲み物から、忘れがちながらも重要な絆創膏や健康保険証まで、お花見に欠かせないアイテムを幅広くカバーしています。
また、春先の気温についての情報も含め、お花見を快適に楽しむための準備と対策を提案しました。
このリストを参考にすれば、お花見の際に「あれを持ってくればよかった」という後悔を減らし、存分に春の訪れを楽しむことができるでしょう。
気温や天候にも注意しながら、素敵なお花見の思い出を作ってください。