始業式(小学校・中学校・高校)に必要な持ち物&当日の流れを解説

始業式(小学校・中学校・高校)に必要な持ち物&当日の流れを解説 行事・イベント

新学期が始まると、始業式への準備に頭を悩ませることがあります。

「何を持って行くべきか?」「式はいつ終わるのか?」「当日は何をするの?」など、多くの疑問が浮かびます。

学校によって異なる部分もあるため、この記事では始業式に必要な持ち物や当日の流れについて詳しく解説します。

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始業式に必要な持ち物 – 小学校から高校までの必要な持ち物

小学校の始業式に必要な持ち物リスト

  • ランドセル(多くの教科書やノートを持ち帰るため)
  • 手提げ袋(ランドセルを使わない場合)
  • 体操服
  • 筆記用具
  • 上履き(履き替え袋を含む)
  • 体育館用シューズ
  • 防災頭巾
  • 雑巾
  • 成績表(2学期、3学期の始業式の場合)
  • 休み期間中の宿題(2学期、3学期の場合)

これらは基本的に必要なアイテムです。

学校によっては、始業式の日にランドセルではなく手提げ袋だけで登校する場合もあります。

1学期の始業式には、教科書が入る大きめのバッグを準備しましょう。

その他、お道具箱セット(ハサミ、のり、色鉛筆、セロハンテープなど)、連絡帳、配布物用のファイルなどもあると便利です。

学校によっては、鍵盤ハーモニカが必要な場合もあるようです。

2学期と3学期では、前期終了時に配布された通知表(保護者のサインが必要)、休み期間中の宿題(自由研究、読書感想文など)、筆記用具、ファイルが必要です。

特に1学期の始業式では、新しい教科書やノートなどが多く配布されるため、大きめのバッグが必要です。

うちの子供もそうでしたが、小学校低学年の子供への始業式で、かなりの持ち物があって驚いた記憶があります。

中学校の始業式に必要な持ち物リスト

  • 学校指定のバッグ
  • 体操服
  • 筆記具一式
  • 体育館シューズ
  • 屋内用のスリッパ(専用の袋も)
  • 屋外用スポーツシューズ
  • 休み期間の宿題(2学期と3学期の始業式で必要)
  • 成績表(2学期と3学期の始業式で必要)

これらは中学校の始業式において基本的に持っていくべきアイテムです。

特に、学校指定のバッグは重要で、教科書やその他の配布物を運搬するために必要です。

最近は配布する教材が多い学校が増えており、大きめのバッグが便利です。

学期によって必要な持ち物は異なります。

1学期の始業式

教科書やその他の配布物を入れるための学校指定バッグや、追加のバッグが必要になります。

また、筆記用具、メモ帳、屋内用スリッパ及びその入れ物、配布物を整理するためのバインダーやファイルも準備しましょう。

2学期の始業式

前学期の終業式で配布された成績表(保護者のサインが必要)や筆記用具、メモ帳、屋内用スリッパとその入れ物が必要です。

休み期間の宿題は、2学期が始まる最初の授業日に提出することが多いですが、始業式に持参するよう指示されている場合は、夏休みの課題や活動日誌、バインダーやファイルを持ってきます。

3学期の始業式

2学期と同様に、前学期の終業式で配布された成績表や筆記用具、メモ帳、屋内用スリッパとその入れ物が必要です。

宿題については、最初の授業日に提出するのが一般的ですが、始業式に必要な場合は冬休みの課題や習字の作品を持参します。

1学期の始業式では配布物が多いため、学校指定バッグに加えて、補助的なバッグを持っていくと便利です。

中学になると、屋内用スリッパの持ち帰りは個々の判断に委ねられることが多いです。

特に冬休みが短

いため、スリッパを学校に置いて帰る生徒もいます。

高校の始業式に必要な持ち物リスト

  • 学校指定のバッグ
  • 体操服
  • 筆記用具一式
  • 体育館用のシューズ
  • 履き替え用の室内履き(専用バッグがあればそれも)
  • 運動用のシューズ(体育の授業がある日に必要)
  • 休み期間中の宿題(2学期や3学期の場合)
  • 成績表(2学期や3学期の始業式の場合)

基本的に、これらの持ち物は高校生にとって始業式での必需品です。中学校と比較しても、大きく変わることはありません。

1学期の始業式

教科書やノートを入れるスクールバッグ、筆記用具、メモ帳、教材や配布物を整理するためのバインダーやファイルが必要になります。

学校からの特別な指示がある場合は、それに従って準備をしましょう。

2学期と3学期の始業式

前学期の終業式で配布された通知表(保護者のサイン必要)、筆記用具、メモ帳、休み期間中の宿題、バインダーやファイルなどが必要です。

高校生になると、室内履きの持ち帰りは個人の裁量に任されますが、特に冬休みは期間が短いため、持ち帰らない生徒も多いのが一般的です。

各学年の始業式、いつ終わる?スケジュール詳細

小学校の始業式の手順と終了時刻

小学校における始業式は通常、約1時間で終わります

その後、新しい学年のクラスでホームルームやその他の活動が実施され、大抵の場合は午前中(11時から12時の間)に帰宅する流れです。

始業式は大体1時間目の授業で行われ、9時30分頃には終わります。

生徒たちはその後、各自の教室に戻り、成績表の受け取りや夏休みの宿題提出などの「学習活動」に取り組みます。

この活動は2時間目や3時間目に亘って行われ、夏休みの感想発表などが行われることがあります。

そして、4時間目には教室の大掃除を行い、その日の午前中で学校を終了し、翌日から通常の授業が始まります。

多くの学校では、始業式当日はいつもの登校時間に合わせて登校します。

新学年のクラス発表がある場合は、指定された場所で自分の新しいクラスを確認した後、前学年の教室に集合し、そこから新しい教室へ移動して始業式が行われます。

式が終わった後は、新しいクラスの教室で翌日以降の予定についての指示があります。

給食がない場合は、そのまま帰宅となり、帰宅時間は大体11時半から12時頃となります。

中学生の始業式の手順と終了時刻

中学校における始業式は通常、約1時間ほどで終わります

式の後には新学期のスケジュールやクラスの案内などが行われることが一般的です。

生徒たちはおおむね11時から12時の間に下校します。

1学期の始業式では、新しい学年になるとクラスが変わることが多いため、生徒たちはまず掲示板で新しいクラスを確認し、古いクラスに行ってから新しいクラスへと移動します。

式終了後は、新しいクラスでのホームルームが行われ、その日からのスケジュールや重要な連絡があり、その日は給食がないため早めに下校することが多いです。

高校の始業式の手順と終了時刻

高校においても、始業式は中学校と同様におよそ1時間で終わります

その後、新しいクラスでホームルームが行われ、その学期のカリキュラムについて説明されます。

下校時間は中学校と同じく、だいたい11時から12時の間になります。

1学期には、新しいクラスへの移動がある場合、生徒たちは掲示板で自分のクラスを確認し、新しい教室へと向かいます。

クラス分けがない場合は、直接新しい教室に移動します。

始業式後のホームルームでは、翌日以降の予定や重要な連絡が行われ、給食がないために早めの下校となることが一般的です。

始業式での活動内容:小中高の様々なプログラム

小学校での始業式の流れと注目ポイント

始業式の内容
  • 校長先生の歓迎の言葉
  • 指導教員のアナウンス
  • 生徒の功績表彰
  • 新しく赴任する教師や休職教師の代理、転入生、実習生の紹介
クラスでの内容
  • 休み明けの宿題提出
  • クラス担任の挨拶と指導
  • 新しい席次の決定

一般的に、始業式は1時間目から2時間目にかけて実施されます。

開始時刻は多くの場合9時過ぎで、所要時間は30分から1時間ほどです。

1学期の始業式では新任教師の紹介や新学年のクラス担任の紹介が行われ、その結果、時間が延長することがあります。

2学期と3学期の始業式では、校長先生や教務主任からの発表が主になります。

生徒代表の挨拶がある場合もありますが、夏場の暑さを考慮して、式典時間が短縮されることが増えています。

体育館での集合では、校長先生の「元気な姿が見られて嬉しい」という言葉がよく聞かれます。

また、休暇中のエピソードや、新任の副校長の挨拶、退職予定の教師の話などが行われ、新任教師の挨拶もあります。

新しい学年度の最初の始業式では、生徒たちのクラス替えも行われるのが一般的です。

中学校での始業式の流れと注目ポイント

始業式の内容
  • 校長先生の挨拶とスピーチ
  • 教師陣からの注意喚起
  • 生徒の表彰や部活動の成績報告
  • 新しく赴任する教員の紹介
クラスでの内容
  • 休み明けの宿題提出
  • 担任教師からの学期初めの重要連絡
  • 学年ごとの集会やミーティング

始業式は通常、午前9時少し過ぎに始まり、約30分から1時間程度で終了することが多いです。

新学期が始まる際には、校長先生による挨拶や赴任した新任教員の紹介、担任の変更などにより、通常より長めに式典が進行することがあります。

校長先生は休暇中のエピソードや部活動で優秀な成績を収めた生徒や団体の紹介を行います。

これには、賞状の授与も含まれる場合があります。

副校長や教務主任も話をすることがあり、新任教員は挨拶をしますが、退職する教員の挨拶は通常行われません。ただし、年度末では退任式があることもあります。

2学期や3学期の始業式では、主に校長先生や教務主任の話が中心となります。

生徒会からのアナウンスや生徒会長の挨拶がある場合もあります。

中学校では、校歌や国歌の合唱も行われることがありますが、参加する生徒の数は小学校と比べると少ない傾向にあります。

また、部活動での大会やコンテストでの表彰も行われることがあります。

高校での始業式の流れと注目ポイント

始業式の内容
  • 校長先生の歓迎の言葉
  • 生徒指導部の報告
  • 部活動の成績発表
  • 進路指導部の情報提供
  • 理事長の挨拶
  • 休職中の職員に代わる新任教職員の紹介
クラスでの内容
  • 休み明けの宿題提出
  • 課題に関するテスト実施
  • クラス担任によるアナウンス

高校の始業式は、小学校や中学校と同じく、だいたい1時間目から2時間目にかけて行われることが一般的です。

始業式の開始時間は大抵9時頃で、所要時間はおよそ30分から1時間です。

1学期の始業式では、校長先生の挨拶に加えて、新しく来た教職員の紹介や学年の担任の紹介があり、式が長引くことがあります。

2学期と3学期の始業式では、校長先生の発表や教務主任、生徒指導部の報告がメインとなります。

校歌や国歌の合唱も行われることがありますが、教職員のスピーチが長くなることもあります。

休み中に開催された大会で優れた成績を収めた部活動生徒の表彰式も実施される場合があります。

始業式の日に授業は実施されるのか?

始業式の日に授業が実施されるか否かは、学校の種類や方針によって異なります。

大半の小学校、中学校、高等学校では、始業式の日に通常の授業は行われないのが一般的です。

生徒たちは登校後、教室で始業式に参加し、その後ホームルームで学期の初めの連絡を受け、通常は午前中に下校します。

また、部活動についてもこの日は行われないことが多いですが、活動する部もあるため学校や部によっては例外も存在します。

一方で、特に進学を重視する中学校や高等学校では、始業式の日に特別な講習を実施することがあります。

特に私立学校の中には、始業式の日に行われる課題テストや確認テストがあり、これらのテスト結果は生徒の成績評価に含まれることもあるため、注意が必要です。

このような学校では、始業式の日のスケジュールや準備に特に気を配る必要があります。

まとめ

新学期の始業式は、子供たちにとって新しいスタートの日です。

どの学年でも、適切な準備をすることが大切です。このガイドを通じて、小学校、中学校、高校それぞれでの始業式に必要な持ち物、スケジュール、式典の内容を詳しく解説しました。

基本的には、教科書や筆記用具、体操着、宿題など、学年や学校の要件に応じたアイテムを準備することが求められます。

また、始業式の日には通常授業が行われないことが多いですが、学校や進学校によっては特別な講習やテストがある場合もあるため、事前に確認しておくことが重要です。

始業式は、新しい学期への期待を高め、学校生活に向けて気持ちを新たにする機会となります。

子供たちが快適に新学期を迎えられるよう、このガイドが役立つことを願っています。