大潮じゃなくても潮干狩りは楽しめる?小潮の日はどうなの?

大潮じゃなくても潮干狩りは楽しめる?小潮の日はどうなの? 行事・イベント

潮干狩りに最適な日を探す際に、よく耳にするのが「大潮」という言葉です。

大潮とは、月のサイクルの中で潮の干満の差が最も大きな期間を指し、この時期は潮がよく引くため、潮干狩りに適していると言われています。

でも、実際には予定した日がちょうど大潮になるとは限らないですよね。

もし大潮の日に休みを合わせることができれば最高ですが、そうでない場合もあります。

そこで今回は、「大潮でない日に潮干狩りをするとどうなるのか」というテーマを掘り下げてみましょう。

実は、場所によっては小潮の日でも潮干狩りが可能です。

予定を無理に変えるより、潮干狩りができるスポットを探す方が賢い選択かもしれません。

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潮干狩りに役立つ潮の基本 – 大潮・中潮・小潮の解説

この記事では、潮に関するいくつかの専門用語を使用しています。

既にご存じの方はスキップしても構いませんが、初めての方のために簡単に説明します。

 大潮(おおしお)

大潮は、月周期の中で干満の差が最も大きい期間を指します。

この干満の差が大きいため、潮が多く引くことで潮干狩りに適した広いエリアが生まれるのです。

これが、大潮が潮干狩りに適しているとされる理由です。

中潮(なかしお)

大潮と小潮の間に位置する期間を中潮と言います。

潮見表によっては大潮と表示されることもある中潮ですが、これは単に潮見表の作成基準による違いです。

中潮も潮干狩りに適していると考えられます。

小潮(こしお)

小潮は大潮とは反対で、干満の差がもっとも小さい時期を指します。

初見では潮干狩りに不向きだと思われがちですが、実はチャンスが隠れています。

小潮の時は潮干狩りの範囲が限られるため、工夫が必要になります。

しかし、小潮の日であっても、場所によっては潮干狩りが可能です。

この点については後で詳しく触れます。

さらに、以下の二つの潮の周期も覚えておくと有益です。

長潮(ながしお)

これは小潮の終わりにあたる日で、潮の動きが最も少ないため、潮干狩りにはあまり適していません。

若潮(わかしお)

長潮の次に来る日で、大潮に向かう初めの日です。この時期から、干満の差が徐々に大きくなっていきます。

これらの潮の周期を一覧にすると以下のようになります。

大潮 → 中潮 → 小潮 → 長潮 → 若潮 → 中潮 → 大潮…

このように、潮の状態は周期的に変わります。

潮干狩りに関しては、この程度の知識があれば問題ありません。これらを踏まえて、潮干狩りの計画を立ててみましょう!

様々な潮のタイプと潮干狩りへの影響

先に述べた通り、潮のタイプによって潮干狩りの楽しみ方は変わります。

中潮の日の潮干狩りは?

大潮でなくても、中潮の日などは干満の差が比較的大きいので、多くの場所で潮干狩りが可能です。

小潮の日の潮干狩りは?

一般的には、小潮の日は潮干狩りに向かないと言われがちです。

これは潮干狩りができる範囲が限られるためですが、これは必ずしも絶対ではありません。

海岸の地形が潮干狩りに与える影響

その理由として、海岸の地形が大きく影響します。

例えば、浅瀬が広がる海岸ならば、潮の引きが弱い日でも、つまり小潮や長潮の日でも潮干狩りが可能な場合があります

これは潮干狩りを計画する際に知っておきたい重要な情報です。

潮干狩りが行える日の選び方

潮干狩りが行える日は、海岸の地勢や特徴によって左右されます。

そのため、休日が限られている場合でも、小潮の日に開催される潮干狩りの場所を見つけることは可能です。

特に小潮の日にも営業している潮干狩り場を選ぶと良いでしょう。

有料潮干狩り場のチェックポイント

この際、潮見表や営業日がはっきり記載されている有料の潮干狩り場の利用がおすすめです。

無料の潮干狩り場は、営業状況が不明瞭な場合が多いからです。

まとめ

大潮の日に予定が合わないとしても、すぐに諦める必要はありません。

大潮以外の日にも、中潮の日なら潮干狩りは一般的に問題なく可能です。

さらに、場所や季節によっては小潮、長潮、若潮の日にも潮干狩りを楽しむことができます

そのため、訪れる範囲内で営業している有料の潮干狩り場をチェックしてみてください。

大潮の日ほどの最適な状況ではないかもしれませんが、挑戦する価値はあります。

小潮の日でも、楽しい潮干狩り体験が待っているかもしれませんよ。